MacでVirtualBoxを使ったIEの表示確認環境を構築する


MacでIEの表示を確認をすることになったのでメモ
※2018/04/20時点では問題なし

 前提

Homebrewとhomebrew-cask、それとVirtualBoxを使うので入れておくこと。
簡単なインストール手順は以下の通り。

Homebrewのインストール

 /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
でインストールできます。Homebrew公式サイトより

homebrew-caskのインストール

brew install caskroom/cask/brew-cask
でインストール。みんなhomebrew-caskって知ってるか?

Virtual Boxのインストールとセットアップ

Homebrewを使って
brew cask install virtualbox
実行するとインストール完了。

VB用のイメージをダウンロード

modern.IE  からイメージをダウンロードしておく。

Virtual machineから好きなイメージを選び、Select Platform はもちろんVirtualBox を選択

ダウンロードが完了したらterminalで

$ tar zxf <さっき落としたファイル名>

で展開する。普通にFinderからアーカイブユーティリティを使うと展開されすぎるみたい。

イメージをVBにインポート

先ほどダウンロードして展開した .ova ファイルをVBで開く

初期設定だとRAMが512MBになっている。

公式のModern.IE VM Notes(PDF)を確認すると

  • Windows XP images: 256 – 512MB
  • Windows Vista images: 512 – 1024MB
  • Windows 7 images: 1024 – 2048MB
  • Windows 8 images: 1024 – 2048MB
  • Windows 10 images: 1024 – 2048MB

が推奨メモリとのこと。
なので、7以降のOSを選択している場合には1024MB以上に設定しておく。
他は初期値でおk

インポートが終わったら仮想マシンが登録されているはずだ。

起動できた。

その他

ユーザ名 : IEUser
パスワード : Passw0rd!