atomにCygwinを移植する


はじめに

今までWindows環境でatomでプログラムを書いてCygwinで実行していたのですが、

エディタ

ターミナルで確認

エディタ

ターミナルで確認

と、いちいち切り替えがめんどくさかったのが
atomにCygwinを移植することで楽になったのでメモとして残します。

使用するターミナル

atomにターミナルを移植するパッケージで有名なのが
"terminal-plus"
ですが、atomを最新バージョンにすると動かなくなったという
報告があります。
https://github.com/jeremyramin/terminal-plus/issues/201

そこでterminal-plusを似せて作った"platformio-ide-terminal"がIssue内で紹介されているのでそちらを使うことにしました。

platformio-ide-terminalのインストール

インストールには setting -> installの’Search packages’から' platformio-ide-terminal 'と入力すればインストールできます。

platformio-ide-terminalの使い方

atom上で以下のコマンドを打てばターミナルが起動します。

ctrl-`

powershellからcygwinに変更

これでatomからターミナルを呼び出すことができるようになりました。
しかし、Windows環境ではデフォルトでPowershellが呼び出される仕様になっています。

とても使いづらいです。おこです。

なので今まで使っていたCygwinに変更したいと思います。



まず、環境設定からパッケージを開きます。
platformio-ide-terminalの設定を開いて、

Core欄のShell Overrideに

Cygwinのフォルダの中にあるバッチファイルの位置を教えます。

C:\cygwin64\Cygwin.bat

これでatomからCygwinを開けるようになりました。

atomからCygwinを開く

atom上でCtr-`
ターミナルを開いてみましょう

こうなれば大丈夫です。

おわりに

atomにcygwinを移植することができました。

cygwinの他にもShell Overrideの中身を変えれば他のターミナルに変更することも可能です。