[メモ] RaspberryPiとCygwin/X (SSHのX11転送)


概要

  • gnupack-devel をベースに、Cygwin/Xを導入(apt-cyg install xinit一発)
  • ssh で、-X(大文字X)オプションで、X11 forwarding接続。
    ちなみに、小文字-xは、-x Disables X11 forwarding.と、man sshに。
  • Raspberry PiのターミナルをWindowsで開く
  • Win10から、Cygwinのコマンドウィンドウひらいて、sshでX11転送(-X)オプション付きで、らずぱい接続して、らずぱいのターミナルを表示。

環境

  • Windows 10 64bit
  • Raspberry Pi 3
  • 2016-05-27-raspbian-jessie.img Xつかうよー。
  • 日本語フォントとして、noto-japanese-fonts導入

手順

gnupack, Cygwin/X 導入

  1. gnupackページから、gnupack-pretest_devel-2015.11.15.exeをダウンロード
  2. 実行すると、解凍先を聞かれるので、C:\といれる。
  3. C:\gnupack-pretest_devel-2015.11.15C:\gnupackへリネーム
  4. (オプション)cmd.exeを開いて、
    mklink /J C:\Cygwin C:\gnupack\app\cygwin\cygwin

    C:\>mklink /J C:\Cygwin C:\gnupack\app\cygwin\cygwin
    C:\Cygwin <<===>> C:\gnupack\app\cygwin\cygwin のジャンクションが作成されました
    
    • リンク削除は、rmdir C:\Cygwin
    • ふつうにCygwinを入れると、このへんにインストールされるので、気持ち、リンクでも張っておこうかと。(C:\Cygwinにあるのを前提で、スクリプト組んでたりする者がいる。社内とかのプロジェクトとかさ)
  5. C:\gnupack\startup_cygwin.exeを実行
    =>bashがひらく

  6. apt-cyg install xinit xeyes noto-japanese-fonts
    を実行して、X関連と、テスト用のxeyesを入れる。

  7. 待つ

  8. run xwin -multiwindow; export DISPLAY=:0.0
    X server起動

  9. xeyes.exe

    • 目玉
  10. xterm -bg black -fg gray &
    ターミナル起動
    # &はバックグラウンドで起動

らずぱいのlxterminalをWindowsのXで表示

  1. C:\gnupack\startup_cygwin.exeを実行
  2. X起動してなかったら、X server起動
    run xwin -multiwindow; export DISPLAY=:0.0
  3. ssh -X pi@<らずぱいのIP>
    で、らずぱいに接続. パスワード入れてログインする。
  4. lxterminal &
    lxterminalがWindowsで開く.

# ssh接続切ると、立ち上げてるものがみんな落ちる. (sshのおかげで、つながっている)

その他

  • かなり前から使わせてもらってますが、gnupackさいこー
  • スクショがでかくてすいません...