ConohaのVPSからAmazon LightSailにサーバを移動①
ConohaのVPSからAmazon LightSailにサーバを移動①
世は大VPS時代。自由(root権限)を求めてさまようエンジニアがワールドワイドウェブ(死語)に散らばる数多のサービスを渡り歩き幻の秘宝「一生付き合っていけるVPSサービス」を探していく物語が今、始まる。
世は大VPS時代。自由(root権限)を求めてさまようエンジニアがワールドワイドウェブ(死語)に散らばる数多のサービスを渡り歩き幻の秘宝「一生付き合っていけるVPSサービス」を探していく物語が今、始まる。
本記事はAWSとぃうか、Amazonのサービスをほとんど使ったことが無いガラパゴス人間によるものです。AWSを完璧に理解し使いこなせている諸兄にはちょっと物足りないと思います。
目次
動機
- ConohaのVPSをお安く使うクーポンの期限が切れた。
- ConohaのVPSをお安く使う株主優待用のGMO株を(キャピタルゲイン目的で)売っちゃった。
- たまたまConohaのVPSで使ってたCentOSがRedhatに見捨てられそうで、作り直そうと思ってた。
- Amazonにも国内リージョンの定額のVPSサービスがあるのを知った(海外あるあるの従量課金が大嫌い)。
- Googleにはそもそも定額のVPSサービスがなかった。
- クラウドサービスは「みんなで使えば怖くない」。Amazonは世界中が使ってる。
- Amazon Linuxが使える。(一々VPS向けのカーネルチューニングとかクソ喰らえだ!)
- 事業なら国内法人を使いたいけどプライベートなら別にAWSでいいかなって。
とりあえず使ってみる
- ConohaのVPSをお安く使うクーポンの期限が切れた。
- ConohaのVPSをお安く使う株主優待用のGMO株を(キャピタルゲイン目的で)売っちゃった。
- たまたまConohaのVPSで使ってたCentOSがRedhatに見捨てられそうで、作り直そうと思ってた。
- Amazonにも国内リージョンの定額のVPSサービスがあるのを知った(海外あるあるの従量課金が大嫌い)。
- Googleにはそもそも定額のVPSサービスがなかった。
- クラウドサービスは「みんなで使えば怖くない」。Amazonは世界中が使ってる。
- Amazon Linuxが使える。(一々VPS向けのカーネルチューニングとかクソ喰らえだ!)
- 事業なら国内法人を使いたいけどプライベートなら別にAWSでいいかなって。
とりあえず使ってみる
無料枠の詳細は公式HPのFreeTierを参照。本記事作成時点では以下のようなFree Tierになっている。
無料トライアル Amazon Lightsail 750 時間(1 か月間)無料
仮想プライベートサーバーを簡単に利用可能に! コンピューティング、ストレージ、ネットワークなど、AWS でプロジェクトを始めるために必要なあらゆるものが用意されています。
30 日間無料 (750 時間/月)
Linux/Unix を使用する場合は、3.50 USD の Lightsail プランを 1 か月間無料でお試しいただけます
Lightsail for Microsoft Windows Server を使用する場合は、8 USD のプランを 1 か月間無料でお試しいただけます
FreeTier枠以外も使いたい場合は公式FAQの「請求」をよく読むこと。特にデータ伝送量に対する請求の考え方は要チェックだ。
やり方
1. AWSアカウント作成(クレカ登録)
2. 最小モデル(1CPU,512M,20GSSD)の3.5USD/monthの仮想サーバインスタンスを選択作成
えっ超簡単!
とりあえず使ってみた
- 管理UI
- 超シンプル。果てしなく分かりやすい。WebSSHも楽。
- なんか、めっちゃでかいフォントで挨拶してくれる!
- ネットワーキング
- 静的グローバルIPv4アドレス
- 5つまで無料で貰えるらしいが、LightSailサーバにアタッチしなければ課金されるらしいので実質一個しか使えない。
- デフォルトでDHCPで半固定IPv4アドレスが付与される。サーバ用途でこのサービスを使う多くのケースでサーバ作成後すぐグローバルIPv4アドレスを割当する事になるだろう。
- 仮想サーバ自体はローカルIPしか持たない。外からのアクセスは送信先NATっぽい感じなので、VPNやIAP等の用途でサーバを踏み台にする場合はNATを考慮しよう。
- ファイアウォール
- 管理UIで簡単なインバウンドファイアウォールが無料で使える。動的にポリシーは作れない。(出来たらいいな!!)
- SSHでfail2ban使いたいならtcp wrapperをポリシー適用先に使うべし。
- DNSゾーン
- LightSailサーバに近いポイントにDNSレスポンダ機能を持たせる事が出来る。ドメインレジストラ側でAmazon LightSailのネームサーバの指定が必要。ドメインレジストラ側でもネームサーバ機能を持っているケースが多いが、LightSail付帯のDNSサーバを使うことで将来的にレジストラとの依存関係を薄くすることが出来る。
- コンテナ
- プライベートではこの機能使わんなぁ。自分でDocker立てるわ。
- ロードバランサ
- プライベートではこの機能使わんなぁ。自分でnginx立てるわ。
- データベース
- プライベートではこの機能使わんなぁ。自分で外部サービス使うわ。
[ec2-user@ip-172-26-15-175 ~]$ cat /etc/resolv.conf
; generated by /usr/sbin/dhclient-script
search ap-northeast-1.compute.internal
options timeout:2 attempts:5
nameserver 172.26.0.2
結論
- 超シンプル。果てしなく分かりやすい。WebSSHも楽。
- なんか、めっちゃでかいフォントで挨拶してくれる!
- 静的グローバルIPv4アドレス
- 5つまで無料で貰えるらしいが、LightSailサーバにアタッチしなければ課金されるらしいので実質一個しか使えない。
- デフォルトでDHCPで半固定IPv4アドレスが付与される。サーバ用途でこのサービスを使う多くのケースでサーバ作成後すぐグローバルIPv4アドレスを割当する事になるだろう。
- 仮想サーバ自体はローカルIPしか持たない。外からのアクセスは送信先NATっぽい感じなので、VPNやIAP等の用途でサーバを踏み台にする場合はNATを考慮しよう。
- ファイアウォール
- 管理UIで簡単なインバウンドファイアウォールが無料で使える。動的にポリシーは作れない。(出来たらいいな!!)
- SSHでfail2ban使いたいならtcp wrapperをポリシー適用先に使うべし。
- DNSゾーン
- LightSailサーバに近いポイントにDNSレスポンダ機能を持たせる事が出来る。ドメインレジストラ側でAmazon LightSailのネームサーバの指定が必要。ドメインレジストラ側でもネームサーバ機能を持っているケースが多いが、LightSail付帯のDNSサーバを使うことで将来的にレジストラとの依存関係を薄くすることが出来る。
- プライベートではこの機能使わんなぁ。自分でDocker立てるわ。
- プライベートではこの機能使わんなぁ。自分でnginx立てるわ。
- プライベートではこの機能使わんなぁ。自分で外部サービス使うわ。
[ec2-user@ip-172-26-15-175 ~]$ cat /etc/resolv.conf
; generated by /usr/sbin/dhclient-script
search ap-northeast-1.compute.internal
options timeout:2 attempts:5
nameserver 172.26.0.2
移行しますしますします! つづく
ConohaのVPSからAmazon LightSailにサーバを移動②
参考文献
- Amazon LightSail:https://aws.amazon.com/jp/lightsail-vps/
- Amazon LightSail FAQ: https://aws.amazon.com/jp/lightsail/faq/#Billing_and_account_management
Author And Source
この問題について(ConohaのVPSからAmazon LightSailにサーバを移動①), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/syakesaba/items/34553a66e0d467797629著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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