C++ Builder 10.2 Tokyo > IDE > コンポーネントの追加方法 > ツールパレット(失敗: 配置先の間違い), 右クリックからのコンテキストメニュー(成功)


動作環境
Windows 10 Pro v1909
RAD Studio 10.2 Tokyo Update 3

コンポーネントの追加

コンポーネントの追加には少なくとも二つの方法があるようだ。

  1. ツールパレットからの追加
  2. コンテキストメニュー

1. ツールパレットからの追加

ツールパレットからTButtonの選択

ツールパレットにて選択したコンポーネントをTFormやTPanel上にドロップする。

2. コンテキストメニュー

コンテキストメニュー (TButtonの選択)

配置をしたいコンポーネント(例: TForm, TPanel, TGroupBoxなど)で右クリックしてコンテキストメニューから選択する。

以下が選択できる。

  • ラベル: TLabel
  • ボタン: TButton
  • 編集: TEdit
  • パネル: TPanel
  • ツールバー : TToolBar
  • ステータスバー: TStatusBar

ツールパレットの問題と代わりとしてのコンテキストメニュー

10.2 Tokyoを使っていて何度か失敗したのは、TPanel上にツールパレットからドロップしたつもりがTFormに行く、というようなことだった。
これが何回か発生して、TForm上から張りなおすというような作業の手間が発生していた。

もともとC++ Builder 6のころからツールパレットを使用していたので、失敗する症状については仕方なく使っていた。
ふと見たなかでコンテキストメニューに気づき使ってみたところ、ツールパレットのような配置先のミスがなくなった。

コンテキストメニューは選択肢が少ないが、よく使うコンポーネントについてはツールパレットでなくコンテキストメニューを使うことで、デザイン作業時の失敗がなくなった。