STM32CubeIDEを使ってみよう How To STM32CubeIDE 日本語版 Lチカ編


STM32を使用する環境としてSTM32CubeIDEのLチカまでを説明します。
(当初はSW4STMのHowToを書こうと思っていましたが、STM32CubeIDEがでたのでこちらに変更しました。)

なお、本内容は、YoutbeのHow to use STM32CubeIDEをもとに作成しています。
https://www.youtube.com/watch?v=eumKLXNlM0U

まずは、こちらからダウンロードしましょう
https://www.st.com/ja/development-tools/stm32cubeide.html

次にインストールです。








起動します。


使用するディレクトリを設定しましょう。

Start New STM32 Projectをクリックします。

アクセス許可が出ることがあります。



ここから使用するボードを選択します。
今回は、CortexM4コアであるSTM32F401を搭載したNUCLEO-F401REを選択します。
Board Selector⇒Vender⇒Type⇒BoardList

次にプロジェクト名を設定します。





次へ次へと進むと今回のソースコードを生成してくれます。
左側のツリーの中にソースコードがあります。
今回は、Lチカをしてみましょう。
まずは、SRC⇒main.cをダブルクリックします。

次に、104行目に行きます。
ここに以下のコードを追加します。

 HAL_Delay(500);
 HAL_GPIO_TogglePin(LD2_GPIO_Port,LD2_Pin);

ではやってみましょう。
104行目でHALと打ち、キーボードのCtrlとスペースを押しましょう。
するとEclipseでコード補完をしてくれます。
HAL_Delay(Delay)を選びましょう。

Delayに入れるのは待ち時間です。
今回は、500と入れました。
行の最後に「;」を入れるのを忘れないでください。
;は補完してくれません。

次はHAL_Gあたりまで打ってCtrl+スペースを押します。

GPIOxはGPIOのポートをGPIO_PinはGPIOのピンを設定します。
今回はLD2_GPIO_Port,LD2_Pinになります。

正しく打てたらRUN⇒DEBUGを押します。
F11でも構いません。
初回時は以下のような確認が出ることがあります





ボードがつながっていないと、Errorになります。

ボードがつながっていて問題なくデバッグが完了し、ボードにファームウェアの転送が完了するとsuccessfullyと出ますので
矢印の再生ボタンを押します

すると、LEDがチカチカすると思います。

これで、Lチカができました。

アドインの追加等は、こちらのサイトさんもご覧ください。
https://yukblog.net/stm32cubeide-startup/
・プラグインの導入