ThinkPad TrackPoint Keyboard II (JIS配列）をMacBookで使う

ThinkPad TrackPoint Keyboard IIを新しく購入したので、MacBookユーザーに向けてキーボードのマッピングを紹介します。

ThinkPad トラックポイント・キーボードを、macOSから使用しようとすると、
　Karabiner-Elements
を使う必要があります。

この Karabiner-Elements を使いキーボードのマッピングを変更することで、より快適なキーボードになってきます。
これを使わないと「無変換」「変換」「半角/全角」のキーで入力の変換が出来ないことになり、とっても不自由なキーボードとなってしまうのです。

これからの説明は
　ThinkPad TrackPoint Keyboard II
に合わせた説明で自分の備忘録を兼ねているので、くどい表現があったらすみません。

「ThinkPad TrackPoint Keyboard II」はUSBでの接続とBluetooth接続が可能で、Bluetooth接続の場合はキーボードとマウスが1デバイスとして認識されるので、少し設定が変わります。

自分はMacbook proとはUSB接続なので、トラックポイントのボタンの設定とキーボードは別デバイスとして設定をしています。

日本語入力は「無変換」「変換」で単体押しで切り替えられるようにしてます。

international5: 無変換キー
international4: 変換キー
international2: カタカナひらがなキー

lang2: macの英数キー
lang1: macのかなキー

ThinkpadキーボードのAltも、macの英数キーにマッピングしてます。

次にセンターボタンによるスクロールを有効にする為の設定をします。
※これをやっておかないと、トラックポイントでスクロールしようとしたときにセンターボタンでリンクをクリックすると、新しいウィンドウが開いてしまうということが。。。。

[https://pqrs.org/osx/karabiner/complex_modifications/] から「Change mouse motion to scroll (rev 1)」をKarabiner Elementsにインポートし、「Change button4 + mouse motion to scroll wheel (rev 1)」を有効にします。

最後にSimple ModificationsタブでThinkPadキーボードのマウスデバイス側で「button3」を「button4」にマッピングします。

上記の設定をすることで、Thinkpadのキーボードとmacのキーボードを使うときの違和感が少なくなり、macbook本体とThinkpadキーボードを切り替えながら使っても近い感覚で使えるようになりました。