micro:bitとMacをシリアル通信するまで


はじめに

micro:bitは教育用にも使われる安価なマイコンです。ウェブブラウザー上のブロックエディター、Javascript、Python、Scratchなどを使ってプログラムすることができます。
今回、micro:bitを初めて使うのと、Macでシリアル通信をするのが初めてだったので、記録を残しておきます。

micro:bitとMacをUSBでつなぐ

はじめに、micro:bitとMacをUSBで接続します。

接続すると、Finder上にMICROBITドライブが現れます。

プログラムの作成

ウェブブラウザ上のブロックエディターを使ってmicro:bitに書き込むプログラムを作成します。ブロックを組み合わせて以下のようなプログラムを作成しました。

内容としては、シリアル通信で1秒毎に、ピッチ角、ロール角、温度を書き出すものです。
作成したものをダウンロードボタンを押してダウンロードし、ダウンロードした.hexファイルをMICROBITドライブにコピーしたら、プログラムの書き込みは終了です。

ターミナルでシリアル通信

Macとつないだmicro:bitのデバイス名を調べます。

bash
$ ls -l /dev/tty.*
crw-rw-rw-  1 root  wheel   18,   0  5 26 11:14 /dev/tty.Bluetooth-Incoming-Port
crw-rw-rw-  1 root  wheel   18,   6  5 26 18:48 /dev/tty.usbmodem141102

私の場合、usbmodem141102という名前のようです。

シリアル通信を始める。

bash
$ cu -s 115200  -l /dev/tty.usbmodem141102
Connected.
pitch: 176
roll: -94
temp: 29
pitch: 177
roll: -94
temp: 29
pitch: 176
roll: -94
temp: 29

無事、1秒間隔でpitch, roll, tempが出力されました。
Permissionのエラーが出る場合はsudoを付けて実行しましょう。

シリアル通信をやめるときは、

$ ~.

です。

参考文献/URL