oViceのGoogle Chat(Hangouts Chat)通知方法


所要時間10-15分
oViceのスペースから誰かが入場した時等に通知をGoogle Chat(Hangouts Chat)に飛ばす方法をご説明します。
写真付きで説明してるので、コードがわからない人でも大丈夫です!

注意事項
設定はGoogle Chat(Hangouts Chat)のWebhookの管理が行えるアカウントで、Google Chat(Hangouts Chat)にログインしている状態で行って下さい。
参考(Google Workspace 管理者ヘルプ)

設定項目

それでははじめていきましょう。
下記の流れで設定していきます。
1.通知用チャットルームの作成
2.GoogleChatの設定
3.oViceの管理画面でWebhookのURL、PostDataを登録する

1.通知用チャットルームの作成

Google Chat(Hangouts Chat)で通知用のチャットルームを作成します。
※すでに通知用チャットルームを作成済の場合
 2.GoogleChatの設定 へスキップ

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ホーム画面の左側にある『チャットルーム』 の『+』をクリックします。

1-2

表示された『チャットルームを作成』画面で、チャットルーム名を入力し、『作成』ボタンを押して下さい。
※今回はチャットルーム名を「oVice」とします。
※その他、オプションのチェックはご自由に選択ください。

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画面中央下で、通知用チャットルームが作成された表示を確認して下さい。
そのままの流れでユーザーを追加しますので『ユーザーとbotを追加』をクリックして下さい。

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ユーザーの追加画面が表示されますので、入力項目からユーザーを検索。該当ユーザーを選択後に、右下の『送信』をクリックします。
※メールアドレスでもユーザーを検索可能です。また、グループをそのまま招待することも可能です。

補足. あとからメンバーを追加する場合

メイン画面の左側のリストから該当チャットルームを選択します。上部のチャットルーム名の横にある下矢印をクリックして『ユーザーとbotを追加』をクリックしていただければ、ユーザー追加画面が表示されますので、ユーザーを検索し追加することができます。

2.GoogleChatの設定

次に、oViceと連携させるためのGoogle Chat(Hangouts Chat)側の設定を行います。

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メイン画面の左側のリストから該当チャットルームを選択します。上部のチャットルーム名の横にある下矢印をクリックして『Webhookを管理』をクリックして下さい。

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以下の各項目を埋め、右下の『保存』をクリックします。

Item Name Detail
① 名前 これが通知用Bot名になりますので、通知用であることがわかりやすいと便利です。特に指定がない場合、「oVice」と入れてください。
② アバターのURL 通知用Botのアイコン画像となります。ご準備されているアイコンがあれば、URLをご入力いただきアイコンを設定して下さい。特にご指定がなければ、未設定のままで大丈夫です。

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Webhook URLが作成されますので、右側のコピーマークをクリックしWebhook URLをコピーして下さい。
※この後の設定でURL情報が必要ですので、メモ帳などに上記コピーしたURLを貼り付けておいてください。

これでGoogle Chat(Hangouts Chat)側の設定は完了です。

3.oViceの管理画面でWebhookのURL、PostDataを登録する

残りはoVice側での設定のみです。

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アドミン権限のユーザーでoViceにログイン。
oViceサイドバーの「スペース設定」を選択します。

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Webhookの「追加」を選択します。

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表示された画面でトリガーにするイベントとWebhookのURL、送信内容を設定し、『OK』をクリックします。

①When(イベントの種類):

  • enter: スペースへの入場した時 ※今回はこちらを選択
  • leave: スペースから退場した時
  • away: 一時離席(コーヒーカップ)をクリックした時
  • memo: 一時離席中にメモを残した時
  • comeback: 一時離席から戻った時
  • chat: オープンスペースでのパブリックチャット
  • enter room:会議室への入室

②Url Hook

前の手順でコピーしておいたGoogle Chat(Hangouts Chat)の「Webhook URL」を貼り付けてください。

③Post Data(送信内容)

フォーマットは下記になります
{"text":"送信内容"}
※name, email, memo(memoトリガーのみ),message(chatトリガーのみ),room(enter roomトリガーのみ)の5つの変数が利用できます。

- 以下、サンプル
- {"text":"enter:{{name}}さんが入場したよ〜!登録アドレス:{{email}}"}
- {"text":"leave:{{name}}さんが退場しました。"}
- {"text":"away:{{name}}さんが休憩中だよ!"}
- {"text":"memo:{{name}}さんが{{memo}}だってさ!"}
- {"text":"comeback:{{name}}さんが一時離席から戻ったよ〜"}
- {"text":"chat:{{name}}さんからのチャットです。メッセージ:{{message}}"}
- {"text":"room:{{name}}さんが会議室に入りました。会議室名:{{room}}"}

以上で設定完了です!
実際にoViceのスペースに入場してみて下記のように設定を行ったGoogle Chatのチャットルームに通知が届くか確認してみましょう。