ZapierでoViceをトリガーに設定する方法


所要時間5-10分
oViceのwebhookをZapierに飛ばす方法です。
写真付きで説明してるので、コードがわからない人でも大丈夫です!

用意するもの

  • oViceアカウント(アドミン) :Webhookの設定をするためにアドミン権限が必要です。
  • Zapierアカウント:Zap(後述)を作るのに使います。数に制限はありますが無料プランのアカウントでもZapは作れます。

Zapとは?

  • Zapierにおけるサービス間連携のレシピのようなものです。名前をつけて保存ができます。
  • トリガーとアクションからできています。
  • 今回は、「oViceのスペースから」をトリガーに設定します。

Zap概要

Zapを作る設定(Make a Zap)の概要は以下のとおりです。

1.[TRIGGER]

1.Trigger - トリガーの設定
App Event- 連携元アプリを選びます。
Trigger Event - 連携を起こすためのトリガーを選びます。
Test trigger - トリガーをテストします。

2.[ACTION] - アクションの設定

2.Action - 連携先アプリを選びます。
Action Event - どんなアクションをするかを選びます。
Set up Action- 送るデータを成形します。

設定項目

それでははじめていきましょう。
下記の流れで作成していきます。
1.Zapierアカウントの作成
2.Zapierでトリガーの設定
3.oViceの管理画面でWebhookのURL、PostDataを登録する

1.Zapierアカウントの作成

リンク先:https://zapier.com/

上記リンクにアクセスし、Zapierアカウントを作成します。
Google等のアカウントでサインアップしてもいいですし
Work Email, First Name, Last Nameを記入して「Get Started Free」をクリックでもOKです。

ZapierからWelcomeメールが送られてきて、無料アカウント作成完了です。

2.Zapierでトリガーの設定

① サインアップ後の画面で、「Make a Zap」をクリック。

② トリガー設定画面が表示されるので「Webhook」を選択します。

③ 「Trigger Event」で「Catch Hook」を選択します。

④ 「Continue」をクリックします。

⑤ Zapierに送る先のURLが生成されるため、それを「Copy」でクリップボードにコピーします

3.oViceの管理画面でWebhookのURL、PostDataを登録する

① サイドバーの「スペース設定」を選択する

② Webhookの「追加」を選択する

③ トリガーにするイベントとWebhookのURL、送信内容を設定する

下記、項目を設定し、OKボタンを選択します。

When(イベントの種類):

  • enter: スペースへの入場した時
  • leave: スペースから退場した時 ※今回はこちらを選択
  • away: 一時離席(コーヒーカップ)をクリックした時
  • memo: 一時離席中にメモを残した時
  • comeback: 一時離席から戻った時
  • chat: オープンスペースでのパブリックチャット
  • enter room:会議室への入室

Url Hook

前の手順でコピーしておいたZapierの「Webhook URL」を貼り付けてください。

Post Data(送信内容)

フォーマットは下記になります
{"text":"送信内容"}
※name, email, memo(memoトリガーのみ),message(chatトリガーのみ),room(enter roomトリガーのみ)の5つの変数が利用できます。

- 以下、サンプル
- {"text":"enter:{{name}}さんが入場したよ〜!登録アドレス:{{email}}"}
- {"text":"leave:{{name}}さんが退場しました。"}
- {"text":"away:{{name}}さんが休憩中だよ!"}
- {"text":"memo:{{name}}さんが{{memo}}だってさ!"}
- {"text":"comeback:{{name}}さんが一時離席から戻ったよ〜"}
- {"text":"chat:{{name}}さんからのチャットです。メッセージ:{{message}}"}
- {"text":"room:{{name}}さんが会議室に入りました。会議室名:{{room}}"}

④ Zapier側でいったんテストフックを受け取るため、トリガーに設定したことをoViceでテストします。今回はWebhook設定を行ったスペースから退場します。

⑤ すぐにZapierの画面に戻り、「Test trigger」をクリックします。

⑤ テストフックの受け取りが成功すると、以下のような表示になります。

タイミングによりテストが成功しない場合は、何度か試してみてください。これでトリガー側(oVice側)の設定はおわりです。「Continue」をクリックします。