今年出会った[Error!]をまとめるよ


Titanium新参者の@nobinegoと申します.
2014年もあとわずか…
Titaniumでの開発で悩まされたエラーの数々を年内にまとめておこうということで,初めて記事を書きます.
よろしくお願いします.

WindowsでTitanium開発をするのは大変!

私の身の回りには,WindowsでTitanium開発をしている人が多数います.
しかし,WindowsのTitanium Studioでは予期せぬエラーが発生することが多いらしいですね.

きっと1度は検索するだろう項目についてまとめていきます.

Androidエミュレータでアプリが起動しない

[ERROR] Application Installer abnormal process termination. Process exit value was 1
[ERROR] Emulator exited with error: 1

時に上記のエラーを吐いて,Androidエミュレータが起動しない場合があります.
こんなときはまず,Android SDK Managerを起動して,以下のことをチェックしましょう.
1. Android SDK Toolsのバージョンが最新であること
2. Android SDK Platform-toolsのバージョンが最新であること
3. Android Build Toolsのバージョンが20以下であること

Android Build Toolsの最新版は予期せぬエラーを引き起こす可能性があるようです.
20くらいだと正常に動作することが確認されているので,現状は20を使うのがいいでしょう.

それでもAndroidエミュレータでアプリが起動しない

[ERROR] Application Installer abnormal process termination. Process exit value was 1
[ERROR] Emulator failed to start in a timely manner
[INFO] Warning for emulator to become ready The current timeout is set to 120000 ms

次の敵はタイムアウトエラーです.
何度もRunしているうちに,たまに起動できるときもあるみたいですが,

$Titanium config android.emulatorStartTimeout <timeout ms>

でタイムアウトまでの時間をミリ秒を単位として設定できます.

Windowsでは,Android SDKやホームディレクトリが..\Program File(x64)\などにあると,このタイムアウトエラーが発生する場合もあるようです.
つまり,空白や()を含む名前をディレクトリに設定するな,ということですね.


しかし,iOSアプリとAndroidアプリの両方で動作を確認したいというのに,Androidエミュレータの起動が運任せというのはいただけない.
そんなあなたに

もしくは,お手持ちのAndroid端末で実行してみるのがいいかもしれません.
Androidエミュレータだけが悪いのであれば,端末上ではちゃんとアプリが起動する場合のほうが多いですから.

MacなのにTitaniumがビルドできない

普段開発を行うのはMacBook Airなのですが,



こんなときはビルド失敗となります.

[ERROR] Failed to run command "build"
[ERROR] TypeError: Cannot read property 'cyan' of undefined

なにが問題かというと,Xcodeが自動アップデートできないのです.

5GB程度の空き容量は常に持っておきたいですね.
そして,大切なのは,

ターミナルを再起動すること

アップデートを適用してビルドを実行するためには,新しいターミナルを立ち上げるか,今立ち上がっているターミナルを再起動しましょう.
そんな簡単なことに気づかず,堂々巡りをしていたときもありました(遠い目




以上,今年何度も悩まされ続けたエラーでした.
1度解決したにも関わらず,忘れた頃にやってきて苦しめられました.
これできっと,2015年は悩むことなく,エラーに対処することができるでしょう!






それでは皆様,

☆・:゚* 良いお年を *゚:・☆