言語 - リッチなバーチャート "pirateplot"


はじめに

バーチャートだけだと何か物足りない、という場合に使ってみたいプロット関数 "pirateplot" をご紹介します。"pirateplot" による描画では、データの分布をバーチャート上に描画する事ができます。

本Tipsで使用するシナリオ

本Tipsで使用するシナリオは、ITプロジェクトにおけるプロジェクトマネージャーのレベル別の平均単価の推移を表現しています。ソースデータのフォーマットは次の通りです。このフォーマットのデータを、ファイル名"data.txt"で作業ディレクトリに格納しています。

列の名称 列の説明 データタイプ
ProjectName 案件の名称 文字列
EndUser お客様の企業名称 文字列
ProjectManager プロジェクトマネージャーの名前 文字列
PMLevel プロジェクトマネージャーのレベル 数値
FY 年間の売上高(円) 数値

▼サンプルスクリプト

R
# 作業ディレクトリの指定
setwd( "working_dir" )

# ライブラリの読み込み
library( "devtools" )
install_github( "ndphillips/yarrr" )
library( "yarrr" )

# データファイルの読み込み
data <- read.table( "data.txt", sep = "\t",header = T )

# グラフの描画
pirateplot(formula = FY ~ PMLevel,
          data = data,
          xlab = "プロジェクトマネージャーレベル",
          ylab = "案件別平均単価",
          main = "2013年\nプロジェクトマネージャー別\n案件別平均単価",
          pal = "google",
          point.o = .2,
          line.o = 1,
          theme.o = 2,
          line.lwd = 10,
          point.pch = 16,
          point.cex = 1.5,
          jitter.val = .1,
          ylim = c(0, 60)
          )
axis(side = 1, labels = F)
axis(side = 2, labels = F)

実行結果

リファレンス