Rubymineの設定まとめ (Windows)


概要

Rubymineの設定について検索するとMacの設定が多く、Windowsの設定があまりHitしなかったので設定をまとめます。

初期設定

Git設定

前提条件

  • Windows版Gitがインストールされている
    • 方法1. Gitを入れる
    • 方法2. Cmderを入れる

設定方法

File -> Settings -> Version Control -> Git

  • インストールされたGit(ここでは C:\Program Files\Git\cmd\git.exe )を指定してOKを押す。
    • (SSH executableもいじった方が良いという記事もある)

ショートカット

  • Alt + 9
    • 変更分を一覧表示 (git status)
  • Ctrl + d
    • 選択したファイルのdiffを確認 (git diff)
  • Ctrl + Alt + a
    • git add
  • Ctrl + k
    • git commit
  • Ctrl + Shift + k
    • git push

Rspec設定

  • 前提条件
    • Rspecがコマンドで実行できるところまでは設定ができている
  • 設定方法
    • Run -> Edit Configurations... -> (「+」を押してRspecを選択)
    • 「Name」に適当な名前を入れる
      • 例) Test: blog
    • 「Spec script:」に実行するspecファイルのPATHを入れる
      • 例) C:\Users\ftakao2007\Desktop\blog\spec\controllers\articles_controller_spec.rb
    • Budlerを使っている場合は「Bundler」タブの「Run the script in context of the bundle (bundle exec)」にチェックを入れる
    • 「OK」を押す

コーディング

ショートカット

  • Ctrl + /
    • 選択した行をコメントアウト
  • Ctrl + b
    • コードジャンプ
  • Alt + 4
    • コンソール画面の表示
  • Ctrl + Shift + f
    • grep

プレゼンテーションモード

プレゼンするときに利用

  • モードの利用
    • View -> Enter Presentation Mode
  • プロジェクトのメニュー表示
    • Alt + 1

コンソールの文字化け解消

  • Rubymineの実行ファイルがあるフォルダに「rubymine.exe.vmoptions」というファイルがあるので以下追記
    • 例) C:\Program Files (x86)\JetBrains\RubyMine 2016.2.4\bin\rubymine.exe.vmoptions
    • 「rubymine64.exe」を使っている場合は「rubymine64.exe.vmoptions」に追記
      • 設定を記載するファイルは後述の「idea.log」に出力される「-Djb.vmOptionsFile=」のPATHを確認すると確実です。
-Dconsole.encoding=UTF-8
-Dfile.encoding=UTF-8
-Dsun.jnu.encoding=UTF-8

様々な参考サイトを見て-Dconsole.encoding=UTF-8-Dfile.encoding=UTF-8 を入れたがそれだけでは解消しなかった。C:\Users\(Windowsのユーザ)\.RubyMine2016.2\system\idea.log を確認したところ、JVM Argsにオプションは設定されていたがJNU charsetがMS932となっていた。 -Dsun.jnu.encoding=UTF-8 を設定することでUTF-8となった。

JVM Argsにオプションが設定されているが、JNU charset : MS932ではコンソールに表示される日本語が化けてしまう。

2回Runを実行してプロセスが残ったときの対応

Railsを実行している状態で停止せずに再度実行してしまったとき、前のプロセスが残っているためにRailsが実行できなくなることがあります

この状態になると、サーバにログインして手動でプロセスをkillするしかないみたいなのですが、以下のようにするとRubymine上からkillできます
単純にCtrl + F2 or Runからstopで止まりました。。

Bundler

bundle installの実行

Tools -> Bundler -> Install

--path vendor/bundle を指定してInstall

Gemfileを指定して実行

--gemfile (Gemfile名) --path vendor/bundle を指定してInstall

Markdown

拡張子をmdにしてファイルを作成するとMarkdownのファイルとして認識してくれる

参考

Rubymineでpry-byebugを使う (非推奨)

  • 諸注意
    • 既存の環境が壊れる可能性がある操作が含まれます
    • とりあえず動いたレベルで、現状表示が化けたりします

Rubymineではブレークポイントを使ったデバッグ が一般的ですが今まで使い慣れたpry-byebugも使ってみたかったので設定してみました。Rubymineのブレークポイントを使ったデバッグをするために必要なgemライブラリ(ruby-debug-ideやdebase)が入っていると競合して実行時にエラーになることがあったので、 bundle installで既存とは別ディレクトリにgemライブラリをインストールしました。

### Gemfileにpry-byebugや関連のgemを追加
### debase, ruby-debug-ideがあればコメントアウト
================================================
#gem 'debase', '0.2.2.beta8'
#gem 'ruby-debug-ide', '0.6.1.beta2'

gem 'pry-rails'
gem 'pry-doc'
gem 'pry-byebug'
gem 'pry-stack_explorer'
gem 'rb-readline'
================================================

### bundle installを実行
[Tools] -> Bundler -> Install
Optional argumentsfor 'bundle install'--path vendor/bundle_pry-byebug
と入れてInstallを押す

### Rubymineを立ち上げなおす

後はコードにbinding.pryと書いて通常の実行(※ デバッグ実行ではありません)すると対象の箇所で止まります。