python3.7+pipenvの環境をUbuntu16.04(VirtualBox)に構築する


16.04のpythonバージョンはデフォルトで3.5.2であり、3.6以上はソースコードからinstallする必要があります。そのやりかたをまとめました。()の中はおよその作業時間です。

OSの更新 (50分)

割とこれを最初にしていないために後々しんどくなることが多いです。
以下のコマンドでOSを更新してください。

update.sh
sudo apt update -y
sudo apt upgrade -y
sudo apt dist-upgrade -y
sudo apt autoremove -y
sudo apt autoclean -y

もし、途中で以下のような画面がでたら

一番上の「インストールする」を選んでください。

pythonのインストール(8分)

今回はpython3.7.0をソースコードからmakeしてinstallします。

pythonのinstall
curl -O https://www.python.org/ftp/python/3.7.0/Python-3.7.0.tgz
tar xvfz Python-3.7.0.tgz
cd Python-3.7.0/
./configure --prefix=/usr/local/python370 --with-ensurepip
sudo apt install libffi-dev
make
sudo make install

pipenvのinstall(5分)

pipenvをインストールするまえにpipをinstallします。

pipenvのinstall
sudo apt install python-pip
sudo apt install python3-pip
sudo pip3 install pipenv

pipenvの動作確認(3分)

実際にpipenvで仮想環境を構築します。
pipenv --python [pythonのパス] installでプロジェクト配下に仮想環境をつくります
そしてpipenv shellで仮想環境に入ります

pipenvの動作確認
mkdir py_check
cd py_check
pipenv --python /usr/local/python370/bin/python3 install
pipenv shell

そしてスクショのようになっていたら成功です。

バージョン確認
python --version

#実行結果
Python 3.7.0

参考記事

ubuntu 16.04でPython3.7を使う
pyenvで3.7系のインストールに失敗したときのメモ