もう二度とpipenv shellを忘れないようにするためのshellscript


はじめに

pipenv、使ってますか?

pipenvはそのプロジェクトのパッケージ管理や仮想環境の構築を簡単に自動で行ってくれるツールです。
pyenvとの連携もしてくれる、かなり便利なやつです。

でもこんな経験ありませんか?

実行したらエラー起きたからpipで入れたけど仮想環境入ってないだけだったわ...  

自分はめっちゃやります。

そこで!

Pipfileがあるところにcdしたらpipenv shellするshellscriptを書きました

作った

~/.bash_autopipenv
#!/bin/bash

function ispipenv()
{
if [ "$PIPENV_ACTIVE" == 1 ]; then
  :
else
  if [ -e "Pipfile" ]; then
      pipenv shell
  fi
fi
}

function pipenv_cd()
{
  \cd $@ && ispipenv
}

alias cd='pipenv_cd'

ポイントは以下の部分。

if [ "$PIPENV_ACTIVE" == 1 ]; then
   ...

仮想環境に入ると、PIPENV_ACTIVEという環境変数が定義されるのを利用しています。
仮想環境に入っていない場合はPIPENV_ACTIVEは定義されないため、エラー回避の意味で"$PIPENV_ACTIVE"で評価しています。
これで仮想環境に入った状態ではpipenv shellが実行されません。

またpipenv_cd内の\cdをcdとしてしまうと、
pipenv_cd内でpipenv_cdが呼ばれその中でpipenv_cdが呼ばれ・・・となってしまうので注意が必要です。

常時読み込ませる

.bash_profileや.bashrcに以下を追記すれば常時読み込みしてくれるので、pipenv shellを実行し忘れることはなくなりました

if [ -f ~/.bash_autopipenv ]; then
  . ~/.bash_autopipenv
fi

まとめ

  • shellscriptで自分だけのbashを作り上げるの楽しい
  • つぎはexitを忘れないようにしよう!