Laradockを使ってLaravel環境を構築する


Laradockを使ってLaravel環境を構築する方法を以下にまとめる。

環境

  • OS: macOS 10.14
  • docker: Docker Desktop 2.2

手順

Laradockを git clone

プロジェクトのディレクトリに移動して、cloneする

git clone https://github.com/LaraDock/laradock.git

laradockディレクトリに移動し、.envをコピーして作成

cd laradock
cp env-example .env

docker-composeで必要ファイルをダウンロードし、コンテナ初期化

ダウンロードと初期化完了まで30分くらいかかるので気長に待つ。

docker-compose up -d nginx mysql phpmyadmin workspace 

起動中のdockerのプロセスを確認

docker ps

このとおり起動中のコンテナが確認できる。

workspaceコンテナへログイン

Laravelプロジェクトを仮想環境上に作成するため、コンテナworkspaceにログインします。

docker-compose exec --user=laradock workspace bash

laravel の新規プロジェクト作成

次を実行すると、laravel(version5.8) で、「lara_sample」のディレクトリで新規プロジェクトが作成されます。

composer create-project laravel/laravel lara_sample --prefer-dist “5.8.*”

プロジェクト作成完了したら、コンテナからログアウトする。

exit

.env の書き換え

laradockの.envを書き換えて、共有ディレクトリを設定する。

#変更前
APP_CODE_PATH_HOST=../

#変更後
APP_CODE_PATH_HOST=../lara_sample

コンテナの再起動

設定変更を反映するため、以下のとおり再起動後、http://localhost/ にアクセスして、Laravelの初期画面が表示されることを確認する

# サービスの停止
docker-compose stop

# dockerを起動する
docker-compose up -d nginx mysql