Laravel の dump をスマートにする Laravel Dump Server
概要
Laravel 5.7 から dump-server という機能が使えるようになりました。
(参考: Laravel Dump Server to Ship With Laravel 5.7 - Laravel News)
今回こちらの導入をしたので軽くまとめます。
Laravel Dump Server とは
Laravel の dump()
の結果をコンソールに出力させるためのツールです。
beyondcode/laravel-dump-server: Bring Symfony's Var-Dump Server to Laravel
Laravel のヘルパ関数の dump()
をそのまま実行すると、 HTTP レスポンスに割り込む形で内容が出力されるので開発時に何度もブラウザ画面をリロードせざるを得なかったりしますが、Dump Server を使うと出力がコンソールに回されるため、処理を中断されずに変数の中身を確認することが出来ます。
サーバサイドの既存機能のデバッグや改修に役立つはず。
導入方法 (共通)
リポジトリのページの記載そのままです。
詳細はGitHub にある README を参照してください。
1. composer でパッケージをインストール
composer require --dev beyondcode/laravel-dump-server
2. config ファイルを生成
config/debug-server.php
が生成されます。
php artisan vendor:publish --provider=BeyondCode\\DumpServer\\DumpServerServiceProvider
導入方法 (Laradock)
Laradock で Dump Server を使いたい場合は、上記に追加で少しいじる必要がありました。
3. docker-compose.yml
を編集
php-fpm の 9912 番ポートを開けます。
php-fpm:
...
ports:
- "9912:9912"
4. workspace を再ビルドする
docker-compose build workspace
5. config/debug-server.php
で host を変更
return [
// 公開された 9912 を参照するよう変更する
'host' => 'tcp://workspace:9912',
];
.env で環境毎に分けるのが良さそうです。
使い方
artisan からサーバーを起動するだけです。
php artisan dump-server
起動した状態で dump()
を実行すると、上記コマンドを実行したコンソール上で dump
の引数に渡した値が出力されていきます。
(終了する時は ctrl + D
)
HTML形式での出力も可能なようですが、そちらは今回は試していません。
参考
Author And Source
この問題について(Laravel の dump をスマートにする Laravel Dump Server), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/shohei_ot/items/435896b35921ee2c98e6著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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