DatadogでFargateを監視する


概要

DatadogでFargateのコンテナを監視するための設定の手順をまとめました。
AWS マネジメントコンソールから操作を行います。

手順

DatadogにSignUp

こちらの手順は省略します。必要に応じた設定を行なってください。
3. Agent Setup でDatadog Agentを選択するように求められますが、特に設定しなくてもこれ以降のステップに進むことができます。

integrationsを追加

Amazon Fargateを追加します。
最初、AWSのintegrationも必要かと勘違いしてしまいましたが、Fargateのみで大丈夫です。

タスク定義にDocker Anget用コンテナの設定を追加

詳細の手順は、公式ドキュメントCREATE AN ECS FARGATE TASKをご確認ください。
作成済みのタスクの定義に、Datadogのコンテナを追加します。

Datadogのイメージにdatadog/agent:latestを設定。
メモリ制限に、ソフト制限 256を設定。

CPU ユニット数に10を設定。

環境変数を設定。
DD_API_KEY : ご自身のAPI Key
ECS_FARGATE : true

DatadogのAPI Kyeは、integrations > APIsより確認できます。

タスクの実行ロールにポリシーを追加

詳細は、公式ドキュメントCREATE OR MODIFY YOUR IAM POLICYをご確認ください。

今回は下記のIAMポリシーを作成し、既存のタスクの実行ロールにアタッチしています。

{
    "Version": "2012-10-17",
    "Statement": [
        {
            "Action": [
                "ecs:ListClusters",
                "ecs:ListContainerInstances",
                "ecs:DescribeContainerInstances"
            ],
            "Effect": "Allow",
            "Resource": "*"
        }
    ]
}

Datadogの確認

サイドメニューより、Infrastructure > containers を選択し、コンテナのページを確認します。

Fargateのメトリクスを下記の通り取得できます。