ESP8266の起動時に文字化けしているメッセージをちゃんと読みたい


この記事はESP8266/ESP-wroom-02 Advent Calendar 2016 の1日目の記事です。
空いていたので、最初にふさわしいかもしれない(?)起動時に関する記事を書きます。

ESP8266で開発しているとすごく気になることがあります。

それは起動時に文字化けしたメッセージが表示されることです。

これが何なのか知りたい。

答え

起動時のシリアルポートの速度は 74880bps なんだそうです。

その速度は変更できなさそうなので、ソースやシリアルモニタの速度設定を74880bpsに統一すれば読むことができます。

hello.ino
void setup(void){
  //Serial.begin(115200);
  Serial.begin(74880);  // 起動時に合わせて74880bpsにする
  WiFi.begin(ssid, password);

  // ...

やったー! 読めた!!

で?

読めたからと言って、何が出力されているか意味不明なので、文字化けしてても変わりないんじゃないかとも思ったりしますが、それでも豆腐よりはアルファベットの方が気持ちイイかなと思います。

なお、書き込み速度(ツール → Upload Speed: で設定する値)とは別の値でも構いません。