React状態管理ライブラリ「Jotai」のProvider-less modeで楽々コーディング


Jotai使ってますか?

v0.15.0よりProvider-less modeが入りました。些細な差ですが、より手軽になりました。簡単に紹介します。

codesandboxを開く

https://react.new を開きます。

jotaiをインストール

左下のAdd Dependencyにjotaiと入力してインストールします。

jotaiからimport

atomuseAtomをimportします。

atomを定義

atomを使って一つのprimitive atomを定義します。引数に初期値を設定します。

const countAtom = atom(0);

今回は簡単のため同一ファイルですが、通常はatom定義は別ファイルにした方が管理しやすいです。

コンポーネントを作成

定義したatomを使ってコンポーネントを作ります。

const Counter = () => {
  const [count, setCount] = useAtom(countAtom);
  return (
    <div>
      {count} <button onClick={() => setCount((c) => c + 1)}>+1</button>
    </div>
  );
};

useAtomの戻り値はuseStateと同等に使えます。

Appに組み込む

最後に作ったコンポーネントをAppに組み込みます。

カウンターが動きました。

作成したcodesandboxはこちらです。

おわりに

とても簡単な例でしたが、useStateと同じように使えるuseAtomの使い勝手が示せたでしょうか。jotaiは派生atomも作ることができるのでぜひそちらもお試しください。

そういえば、デモサイトのURLが新しくなりました。
https://jotai-demo.pmnd.rs

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