Google検索からꓮⲣⲣꓲеが消えた・・・?


Googleで ꓮⲣⲣꓲе を検索してみると・・・

まさかの検索結果0件!

ついに、競合を検索結果から締め出し始めたのか!?

種明かし

いいえ、そんな訳はありません。それでは、解説します!
今回使った ꓮⲣꓲе の4文字それぞれのUnicodeコードポイントの詳細は下記のとおりです。

{"name":"LISU LETTER A","desc":"","char":"","code":"A4EE","block":"Lisu"}
{"name":"COPTIC SMALL LETTER RO","desc":"","char":"","code":"2CA3","block":"Coptic"}
{"name":"LISU LETTER I","desc":"","char":"","code":"A4F2","block":"Lisu"}
{"name":"CYRILLIC SMALL LETTER IE","desc":"","char":"е","code":"0435","block":"Cyrillic"}

そうです。アルファベットによく似た形ですが、別の文字だった、、というやつです。
ちなみに、上記Jsonは、私の二つ前の記事で作成したAPIに char=ꓮ としてGETパラメータで呼び出すと、簡単に得られる情報です。

なお、Unicodeの形が似ている文字ならなんでも良いかというと、そうでもないみたいで、MathematicalAlphanumericSymbolsなどは、普通にアルファベットに同一視されてしまいました。今回使ったようなLisu言語やCopt言語、キリル文字のように、アルファベット由来だが別言語の文字、が良さそうです。

最後に

以上の知識を利用して、Apple以外にも使えそうな文字を探して、4/1のエイプリルフールに同僚を驚かしてみてはいかがでしょうか。自社の社名とかでやると、さらに驚かれるかもしれません。

使えそうな文字を探すには、私の運用しているTwitterボット @BotUnicodeも役に立つかもしれません!
そして、使えそうな文字が見つかったら、ぜひコメントで教えてください!

追記

ちなみに、記事執筆2時間後には、Googleにクロールされて、当記事が検索結果(全1件)に出てくるようになりました。すごいな、Googleᴉᴉ
↑なお、この最後のビックリマークみたいなのは、

{"name":"LATIN SMALL LETTER TURNED I","desc":"","char":"","code":"1D09","block":"Phonetic Extensions"}