Db2 Warehouse on Cloud(dashDB)に付属してたRStudioが消えちゃうかわりにWatson Studioを使ってみる


残念なお知らせが乗っています..

Db2 Warehouse on CloudにあったRStudioが消えるんだそうです。

<以下まとめ>
2018年4月上旬
Db2 Warehouse on CloudのWEBコンソール画面からRstudioへのリンクが削除
(注)リンクが削除されるのみで、URLに直接アクセスすればRStudio自体は継続して利用可能
2018年4月24日
RStudio環境の削除(利用不可)
RStudio上で作成したデータ・セットや分析モデル、ファイル等もすべて削除されます

じゃあ、どうすりゃいいのさ、と途方にくれるわけですが、、

Watson Studioに乗っかっているRStudioで対応なんだそうです。

このWatson Studioも無償で使えるもので、かつもっともっといろんなことができるプラットフォームになっているので、Rに限らずPythonや他のWatson系のサービスも、他の機械学習もこの際楽しんでみよう!とポジティブに考えてみました。

ご参考:Watson Studioについて

https://qiita.com/dicekm-i/items/5ae674a278bfdf230226
https://qiita.com/ishida330/items/cd851bb2c461f64b02dd

RStudioの移行は試してみたので、下記ご参考まで。

一応メモ程度ですが。

・Db2 Warehouse on Cloud (以後Db2WoC)環境のRstudioを開きます
・右下ウィンドウのFilesタブで、移行対象のフォルダおよびファイルを全て選択し
「More」から「Export」を選択します。
・zipファイルとして、お使いのPCのローカルディスクへダウンロードができます

・移行先のRStudio環境を作成します。Watson Studioを利用する方は以下リンクよりインスタンス作成が可能です
https://datascience.ibm.com/

・移行先のRstudioで以下コマンドを実行し、Db2 WoCのR In-DB Analyticsパッケージ「ibmdbR」とODBCパッケージ「RODBC」をインストールをします。

install.packages('ibmdbR');
install.packages('RODBC');

・Filesから「Upload」をクリックし、先ほどダウンロードしたzipを選択します。Zipが解凍されてRstudioの環境にアップロードされたことを確認します

・Db2 WoCのユーザID/パスワードでRstudioから接続をします。Db2 WoCのユーザID/パスワード/ホスト名はIBM Cloudコンソールから確認可能です

・確認後、Rstudioで以下のコマンドを実行し、接続を確認します

パターン1
library(RODBC);
library(ibmdbR);
"dsn" <- "DATABASE=BLUDB;HOSTNAME=先ほど確認した「ホスト名」;PORT=50000; PROTOCOL=TCPIP;UID=先ほど確認した「UID」;PWD=「先ほど確認したパスワード」;"
con <- idaConnect(paste('BLUDB;', dsn, ''));
パターン2
library(RODBC);
library(ibmdbR);
"dsn" <- "DATABASE=BLUDB;HOSTNAME=先ほど確認した「ホスト名」;PORT=50000; PROTOCOL=TCPIP;UID=先ほど確認した「UID」;PWD=「先ほど確認したパスワード」;"
con <- odbcConnect(paste('BLUDB;', dsn, ''));