PowerAutomateを使ってPlannerに期限付きタスクを追加する


概要

PowerAutomateを使って、Plannerに期限付き(例:今日から5日後)のタスクを追加してみます。
大したことはやっていませんが、期限を今日から●日後に設定する方法や、Plannerのタスクを追加するだけではなく、そのタスクに説明文を入れる方法について、この記事で触れています。

フローの全体像

フローの個別説明

期限用の変数を定義

コネクタ アクション
変数 変数を初期化する

formatDateTime関数を利用して、yyyy-MM-dd形式の文字列を生成しています。
この関数の第1引数にtimestamp型の値を、第2引数にformatを指定します。
第1引数のtimestamp型に設定する日付は、今回の例では今日(現時点)から+5日した日付を設定しています。

現在の日時はutcNow()関数で取得しています。+5日するために、addDays関数も利用しています。
以下がコードビューの内容です。

{
    "inputs": {
        "variables": [
            {
                "name": "datetimeLimit",
                "type": "string",
                "value": "@{formatDateTime(addDays(utcNow(), 5), 'yyyy-MM-dd')}"
            }
        ]
    }
}

タスクを作成する

コネクタ アクション
Planner タスクを作成する

SharePointにすでに構築済みのPlannerを指定し、任意のタイトルをつけています。
開始日時はこのフローが実行された日時を指定し、期限には上記で作成しているyyyy-MM-dd形式の文字列変数datetimeLimitを指定します。

タスクに説明を追加する

コネクタ アクション
Planner タスクの詳細の更新

タスクを作成するアクションでは、そのタスクに対する説明を入れることができないようで、
どんなタスクなのか把握するためには、タイトル情報から読み取るしかありません。
もちろん説明を読まなくても内容が把握できるタスクである必要はあるかもしれませんが、説明を入れる方法は知っておいて損はないかなと思います。

説明を入れるためにタスクの詳細の更新アクションを利用し、全段のタスクを作成するアクションの実行結果で生成されるタスクIDを指定して、説明を登録しています。

実行結果を確認する

このフローを実際に実行すると、SharePointに作成済みのサンプルプランにタスクが追加されていることを確認できます。