自宅に Samba サーバを構築する


自宅に Samba サーバを構築する

デスクトップPCを最近使っていないので、デジカメなどで撮った写真データなどを入れておくスペースがなくなっていました。
ノートPCは紛失・故障する可能性が高いので、長期保存データを入れておきたくないのです。

そのため、以前購入していた Stick PC と2TB HDD を使って共有データサーバを構築します。

最終的には、
- Samba サーバ
- Next Cloud を使ったファイル同期
までできるようになればいいなと思ってます。
とりあえずは Samba サーバにします。

現状

Stick PC には2年前にセットアップした Lbuntu がインストールされています。
Wifi で自宅ネットワークには接続できました。SSHサーバでログインすることはできます。

1TBのポータブル外付けHDDが余っているので、それをディスクスペースにします.

こんな感じでコンパクトな仕上がりの予定。

ネットワーク機器が入っている100均ケースの中に押し込みます。

HDDの取り付け、自動マウント

sudo nano /etc/fstab

を編集して、HDDを自動的にマウントするよう設定します。

# 1TB portable hdd
UUID=[UUID] /mnt/disk1      ext4    defaults,nofail 0       1

UUIDは sudo blkid で調べられます。ここでは、/mnt/disk1 にマウントすることにします。

Samba serverのセットアップ

Samba をインストールして
bash
sudo apt install samba

設定ファイルの最後に以下を加えます
bash
sudo nano /etc/samba/smb.conf

[share]
    comment = Samba at fujii-home
    path = /mnt/disk1/Pictures
    read only = no
    browsable = yes
    security = share
    guest ok = yes
    guest only = yes

smbd を再起動して、
bash
sudo systemctl restart smbd
sudo systemctl restart nmbd

ufw の例外に加えます。
bash
sudo ufw allow samba

別のPCからアクセスしてみて、読み出せることを確認して完成です。