設定保存可能なライブUSB(Ubuntu)を作る


USBから起動するLinuxで設定保存を簡単にするには

→Ubuntuを選ぶと吉。理由は↓

UNetbooinを使う

アホみたいに簡単です。スタンドアローン型アプリです。

https://unetbootin.github.io/

からダウンロードください。mac用の他、Windows用とLinux用もあり。

マックの場合

dmg形式でダウンロードされます。ダブルクリックするとマウントされて↓のウインドウが開きます。

起動時画面

ISO自動ダウンロード(メニューから選択するだけ)

バージョンを選ぶだけ(*_Liveを選びましょう)

【重要】 設定を保存できる様にするポイント(1)

下から2行目「space used to preseave files ...」 の右側の数字(読み書き可能な領域サイズ)へ、ゼロ以外の数字 を設定します。

【重要】 設定を保存できる様にするポイント(2)

古いタイプのBIOSで起動するマシンでは設定保存機能がうまく動きます。しかし、EFI起動するマシン(例:最近のPCやMacが該当)では、以下の設定ファイルの編集が必要な様です。
- 古いタイプBIOSから起動: そのままでオケ。設定保存を含む「syslinuxブートオプション」にうまく繋がる。
- 最近のタイプEFI: /boot/grub/grub.cfgの "linux"メニューの最後に "persistent"を追加する

具体的には、ライブUSBが出来たら、USBを開いて boot>grub ディレクトリにある grub.cfgファイル を開いて変数します。ファイルの中ほどにある 「menuentry "Try Ubuntu without installing" 」という箇所 を探してください。

/boot/grub/grub.cfg
...
menuentry "Try Ubuntu without installing" {
    set gfxpayload=keep
    linux   /casper/vmlinuz.efi  file=/cdrom/preseed/ubuntu.seed boot=casper quiet splash --- persistent
    initrd  /casper/initrd.lz
}
...

で、行末の「---」の後に「persistent」を追記 します。

その他: USBメモリの選び方

ロースペックのUSBで全然大丈夫です。
当方は、Baffalo RUF2-K8G(USB2.0 8GB)と旧世代を利用。容量を全然使っていないので、4GBもあれば十分かと

参考サイト