個人間で2.5GBまでのファイルのやりとりが可能なFirefox Sendをローカルで試す


参考)

Firefox Sendの特徴はざっくり以下です。

  1. デフォルトだと2.5GBまでのファイルダウンロードURLを発行できる。
  2. ファイルは暗号化されて管理される。
  3. 保存期間をURL発行時に設定できる(5分〜1日)。ダウンロード回数も指定できる(1〜5回)。
  4. ブラウザはFirefoxでなくても動作する。

面白そうなので以下、自分の環境で簡単に試してみました。
手元の環境はMacです。

Redis Serverの設定

# brewでRedisをインストール
brew install redis

# Redisの起動
redis-server

Nodejs 10.0+の設定

# brewでnodebrewをインストール
brew install nodebrew

# nodebrewを使うためのセットアップ
nodebrew setup
# インストール可能なバージョンを確認する
nodebrew ls-remote

# v10.15.3をインストール
nodebrew install-binary v10.15.3

# v10.15.3を使うように設定する
nodebrew use v10.15.3

# バージョンの確認
node -v

Firefox Sendの設定

git clone https://github.com/mozilla/send.git
cd send

開発環境

# 依存パッケージのインストール
npm install

# サーバの起動
# localhost:8080でアクセスできる
npm start

本番環境

server/config.jsで色々設定できるようですが..
そのままでもRedisが入っていれば動きました。

# 本番環境のアセットをビルドする
npm run build   

# サーバの起動
# デフォルトだとlocalhost:1443でアクセスできる
npm prod

以下のような画面が出力されればOK。