Gravio LEDマトリックスを使ってCO2をサイネージで可視化する


GravioでCO2を可視化するシリーズ第5弾でございます。今回はちょっといつもと雰囲気が違います。
そういよいよGravio LEDマトリックスの出荷開始!それを記念してLEDマトリックスを使って可視化してみたいと思います。

過去4回はこちらをどうぞ。

使用環境

  • Raspberry Pi 4 Model B w/4GB RAM
  • Ubuntu Server 20.04.2 LTS
  • Gravio HubKit v4.2.0-6524
  • Gravio Studio v4.2.4091.0
  • Gravio CO2センサー (Gravio Standardの契約が必要)
  • Gravio LEDマトリックス (Gravio Standardの契約が必要)

事前準備

Gravio LEDマトリックス

最初にGravio LEDマトリックスを少し説明しておきます。
Gravio LEDマトリックスはGravioライトに続きレンタル開始された、Gravioブランドのディスプレイデバイスです。
Gravioのアクションからコントロールすることで、16x16のドットで、英数字、ビットマップなどを表示することができます。

大きさはこれくらい。左から、CDケース、Gravio LEDマトリックス、Gravio Hubです。Gravio Hubよりちょっと大きくて、CDほどではないくらい。

電源はUSB給電です。GravioとはZigbeeで繋がりますので、Gravio Hubはそのまま、WidnowsやラズパイではZigbeeレシーバーが必要です。

手順

Gravio LEDマトリックスをペアリング

まずはGravio LEDマトリックス利用方法のページの手順に従ってペアリングします。

GRAVIO MATRIXというデバイスが表示されましたね。これでOKです。

アクションの作成

それではアクションを作ります。

Gravio 4.2で新しく追加されたGravio Matrixコンポーネントを使います。

設定は簡単です。テンプレートテンプレート:CO2濃度を選びます。で、オンにチェック。
値はコンテンツで差し込みます。いつものようにtv.DataをPre Mappingで設定します。

cp.Content = tv.Data

これで完了です。
実行するとこんな感じで表示されます。0ですね。

トリガーで連携

トリガーを作成し、有効化します。

結果の確認

連携できました。

ポイント

  • Gravio LEDマトリックスにはCO2を表示するためのテンプレートがある
  • 表示するためにはGravio Matrixコンポーネントを使う

参考