Gravio 4を使ってCO2濃度が高くなってきたらライトの色を変える
CO2の情報は可視化できるようになりましたが、常にPower BIとにらめっこすることはできないですよね。
そこはやっぱりGravioなのでレンタルできるGravioライトも使って可視化したいなと。
せっかく色が使えるので、CO2濃度が1000ppmを超えたら赤、700ppmを超えたら黄色、それ以下なら緑というふうにしてみたいと思います。
使用環境
- Raspberry Pi 4 Model B w/4GB RAM
- Ubuntu Server 20.04.1 LTS
- Gravio HubKit v4.1.0-6380
- Gravio Studio v4.1.5432.0
- Gravio ライト
- Gravio CO2センサー
※GravioライトはBasicプラン、Gravio CO2センサーはStandardプランを契約するとレンタルすることができます。
事前準備
- Gravio CO2センサーとGravioライトをペアリングしておきます。
- Gravio CO2センサーを適当なレイヤーに登録しておきます。
手順
Gravioライトを点灯するアクションを作成
Gravioライトを点灯するアクションを作成
新しいアクションを下のように作成します。
ここでポイントは、Pre Mappingで以下のように色に tp.Color
をマッピングしたところです。
tp.
はトリガープロパティを参照するためのプレフィックスで、トリガーから値を渡せます。渡し方は後で説明します。
cp.Color = tp.Color
トリガーを作成
次のようにトリガーを3つ作成します。
エリアとキーレイヤーは同じCO2センサーのものを指定します。
CO2の条件のところで、>= 1000
、700 ~ 1000
、< 700
となるようにそれぞれ指定します。
条件に「範囲」を指定した場合、大きい方の値は含まれないので注意が必要です。
そして、アクションにも、上で作った同じ TurnOnLight
を指定しますが、上述の通りトリガープロパティとして色をそれぞれ渡します。
トリガープロパティ名に Color
を入力し、その値にそれぞれ、red
、yellow
、green
を指定します。
結果
いい感じに色が変わりました。これで換気のタイミングもバッチリです。
ポイント
- ライトのアクションは一つだけ作って、トリガープロパティで色を渡す
- CO2濃度値の条件はトリガーで指定する
- 「範囲」の場合、「A <= 値 < B」となり、大きな方の値は含まれないので注意
参考
Author And Source
この問題について(Gravio 4を使ってCO2濃度が高くなってきたらライトの色を変える), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/zrock/items/0511f9c00c8b821b6717著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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