Autify で Salesforce を動かしてみよう~ vol.6 Salesforce のメジャーリリース


はじめに

  • Autify で Salesforce を動かしてみよう、と思い記事にしてみます。
  • TIPSなども記載できれば、と考えています。

Salesforce のメジャーリリース

  • Salesforce には、メジャーリリースが年に3回、春(Spring)、夏(Summer)、冬(Winter)、とあります。

    • (秋はないです)
  • バナーが毎回変わります😊

Spring '21 Summer '21
  • [設定] から [組織情報] を選択しましょう。

  • [インスタンス] を確認しましょう。画像では「AP25」ですね。

  • 以下の URL をブラウザから実行すると、そのインスタンスのリリースバージョンが判ります。

https://api.status.salesforce.com/v1/instances/インスタンス/status

  • AP25 の場合は、以下のようになります。

  • releaseVersion を確認すると判ります。 執筆時は「Spring '21」でした。
{"key":"AP25","location":"APAC","environment":"production","releaseVersion":"Spring '21 Patch 17.5","releaseNumber":"230.17.5", ..... }

Salesforce でアプリケーションを作る

Salesforce では、標準機能だけでアプリケーションを構築することができますが、
Apex、Visualforce を代表する専用の言語を利用することで、よりきめ細やかなアプリケーションを作成することができます。

とはいえ、Apex、Visualforce とはなんだろう、と思うので、簡単に図を載せますと…
画面側が「Visualforce」、サーバ側が「Apex」という感じです。

よくある構成 Salesforceでの構成(例)
  • 以下は、Salesforce の組織内のユーザ一覧を表示するようなアプリを作ったものです。

  • 「プロファイル」欄 (セレクトボックス) の Visualforce ページのコードは以下のような感じになります。
VisualForceページコード
<apex:selectList value="{!SelectedProfileId}" size="1" styleClass="def">
   <apex:selectOptions value="{!ListProfileOptions}"/>
</apex:selectList>
  • ソースコードはどうなっているでしょうか、デベロッパーツールで確認してみましょう。

  • 以下のように展開されました。name 属性に注目しておいてください。
    • j_id0:j_id2:j_id6 という値になっています。
展開済みhtml
<select name="j_id0:j_id2:j_id6" class="def" size=1">...</select>
  • 次に、「ユーザID」(テキストボックス) を用意してみましょう。
VisualForceページコード
<td><apex:outputLabel value="ユーザID" styleClass="def"></apex:outputLabel></td>
<td><apex:inputText value="{!UserId}" size="18" styleClass="def"/></td>
  • テキストボックスでは、どのように展開されるのでしょうか。

  • 以下のように展開されました。name 属性に注目しておいてください。
    • j_id0:j_id2:j_id11 という値になっています。
展開済みhtml
<input type="text" name="j_id0:j_id2:j_id11" class="def" size=18">

Salesforceで展開された name は変わってますね。

Salesforce 季節のアップデート後はどうなるんでしょうか。

変わりませんでした💦

バージョンアップによって、id が自動的に変わる場合があるようで、
今回のバージョンアップでも、それが発生すると思っていましたが、変わりませんでした。

ID が変わってしまっても、Autify の修正をせずに動作することを確認したかったのですが…

次のバージョンアップまで待ってられないし… 似た再現ができないか… 

To be continued. ▶

ご了承ください

  • まだまだ勉強中の部分もあります。間違っている箇所もあるかもしれません。
  • Salesforce、Autify は、この時点のバージョン(2021年4月~7月頃) での内容になります。今後、仕様変更が変わることによって、内容の通りにならない可能性もあります。ご了承ください。
    • また、URLなども変更になっている可能性もあります。

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