Burp Suiteでiphoneからのリクエストを改ざんしてみる
はじめに
Burp Suiteを使ってiphoneからのリクエストを改ざんする
チュートリアルメモ的なものを残しておきます。
同じwifi環境内につながっているiphoneとpcでの実験になります。
※ あくまで、自分の所持している環境内での実験です。
※ githubにファイルを残しているため、同じ環境で実験ができます、やって見る方は自己責任でお願いしますm(_ _)m
簡単に手順まとめ
- Dockerでflaskのwebアプリケーション立ち上げ
- burp suiteでプロキシ立ち上げ
- iphoneにプロキシ設定
- 改ざんしてみる
の流れでやっていこうと思います。
環境
- macOS High Sierra 10.13.6
- Burp Suite Community Edition 2.1.04
導入
- burp suite
- docker
- burp suite
- docker
を使えるよう準備をお願いします。
説明は割愛します。
環境構築
githubに今回の実験用webアプリをあげているので
もってきます。
flaskの適当なwebアプリになります。
github url
https://github.com/yuucu/burp_test
git clone https://github.com/yuucu/burp_test.git
webアプリ立ち上げ
terminal
cd burp_test
docker-compose up --build
cd burp_test
docker-compose up --build
ブラウザでhttp://localhost:5000
にアクセスしてもらい、
掲示板アプリ()が見れれば立ち上げ成功です。
iphoneからのアクセスも確認しておきます。
※ pcとiphoneが同じネットワーク内にいないとアクセスできないです。
pcで他のターミナルを立ち上げifconfig
でプライベートipアドレスを確認してください。
macならここにもプライベートipアドレスがのっています。
iphoneのブラウザでipアドレス:5000(ポート番号)
でアクセスしてみると
以下の画面が見えるはずです。
webアプリの立ち上げ確認を行いました。
終了する際はctrl-cでサーバをストップすれば大丈夫です。
Burp Suiteでプロキシサーバの設定
Burpを立ち上げます。
Proxy -> Optionsをクリック。
1つ選択して、Editをクリック。
All interfacesを選択肢し、Okをクリック。
先程のipアドレス:8080へアクセスで以下の画面が確認できたら
プロキシサーバが起動いています。
iphone プロキシ設定
iphoneの通信にプロキシサーバを介すように設定します。
infoボタンをタップ。
プロキシを構成。
pcのプライベートipアドレスとポート番号8080を設定。
保存で完了です。
リクエスト改ざんしてみる
Burpで下のボタンが押し込まれていることを確認してください。
このボタンを押し込んでいるとき、通信をとめてburpで中身を確認するモードになっています。
この状態でiphoneからpcのプライベートipアドレス:5000
へアクセスすると
pcのburpで以下になります。
通して良いのでForward
をクリックしましょう。
webアプリへアクセスできたら、iphoneから適当にメッセージを送ってみる。
burp側で中身を確認してみる。
postされている内容が確認できるので、値を書き換えてみる。
Params
をクリックして、
Value
を編集する。
編集が終わったら、Forward
で通信を送る。
iphoneで送信後の画面を確認してみると、
送ったメッセージではなく、改ざんされたメッセが書き込まれていることが確認できる。
おわりに
駆け足で書いたので、少しわかり辛いところもあるかもしれませんが、ご了承ください。。
今回は、iphoneからの通信を改ざんしてみましたが、もちろんPCの通信もおなじようなことができます。
悪意を持ってやれば、ゲームのスコアを改ざんして送信したり、
他人の情報を改ざんして渡すことができてしまいます。
あくまで、自分の環境内での実験に留めるようお願いします。
※ 実験終了後、iphoneのプロキシ構成はオフにするよう忘れないでください。
Author And Source
この問題について(Burp Suiteでiphoneからのリクエストを改ざんしてみる), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/yuucu/items/b7a6f9810c5d8f76c4cf著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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