ZoomのVideo SDK登録とサンプルアプリケーション実行


概要

Zoomがビデオ通話機能を切り出してSDKとして提供を始めたので、サンプルアプリケーションを動かすところまで実施。

Developer登録

公式ページから、Buy Nowを選択。

支払いプランを選択。
Pay As You Goだと、10,000時間まで無料で使用できて、それ以降は1分あたり0.48ドルの支払いになる。
もしくは年間134,400ドル払って1分あたり0.41ドルの支払いだが、お試しならばPay As You Goだろう。

ここで登録するメールアドレスは、通常のZoomの招待や参加などには使えないようなので、普段使っているZoom用アカウントがある場合は他のメールアドレスを用意したほうが良さそう。

そこからは、名前や住所、クレジットカード登録などを行ってアカウントを作成する。

サンプルアプリケーション実行

アプリケーションの登録

App Marketplaceから、右上のDevelop -> Build Appを選択。

App TypeはVideo SDKなので、Video SDKのCreateを押下。

アプリケーション名などは任意の名前を入力する。

ダウンロード

登録が終わったら、Downloadをクリックしてサンプルアプリケーションのダウンロード実施。

依存パッケージのインストール

ダウンロードしたzipを任意のディレクトリに解凍し、Sampleディレクトリに移動した後に依存パッケージのinstallを実行。

$ npm install

その後、@zoomusnode_modulesにコピーする。

$ cp -R @zoomus node_modules

SdkKeyの登録

src/config/dev.tsの中身を書き換える。

import { getExploreName } from '../utils/platform';

export const devConfig = {
  sdkKey: '',
  sdkSecret: '',
  topic: '',
  name: `${getExploreName()}-${Math.floor(Math.random() * 1000)}`,
  password: '',
  signature: '',
};

以下画面のApp Credentialsタブを押下して、SDK KeyとSDK Credentialを上記コードのsdkKeyとsdkSecretに貼り付ける。
また、topicは任意の文字を設定する。(testtopicとか)

実行

Sampleディレクトリで以下コマンドを実行。

$ npm run start

勝手にブラウザが開いて、少し待つとアプリケーションが開始される。

Audio, video and shareをクリックすると、audio, video, screen sharingが行える。