Windows10 エクスプローラの右クリックのメニューに独自の項目を追加したい時


エクスプローラの右クリックのメニューに独自の項目を増やしたい

Windows10 エクスプローラの右クリックのメニューに独自の項目を増やしたい場合は、

[1]「ファイル」に対する右クリックのメニューは、「HKEY_CLASSES_ROOT\*\shell」にキーを新規追加、または、

「フォルダ」に対する右クリックのメニューは、「HKEY_CLASSES_ROOT\Folder\shell」にキーを新規追加して、

[2]「(既定)」の値に、任意の表示文字列を設定、例えば「test appを開く」など。

[3]メニュー横にアイコンを付けるなら、ここに「Icon」名の文字列値を追加して、アイコンの場所を指定、例えば「C:\Windows\System32\shell32.dll,23」など。

[4]この配下に「command」名のキーを追加、「(既定)」の値に、起動したいプログラムの場所を設定、例えば「D:\サンプル場所\test app (スペース有り)\test_app.exe "%1"」など。

  • ※パスにスペースがある場合でも「""」は不要、一方で、スペースを含むパスの対策として%1には「""」が必要。
  • ※パスに指定できる「%1」などの文字列(プレースホルダー)の詳細は、以下を参照。https://www.pg-fl.jp/program/winreg/classes.htm

ここでレジストリに追加した項目をまとめると、以下:

[HKEY_CLASSES_ROOT\Folder\shell\test_app]
@="test appを開く"
"Icon"="C:\\Windows\\System32\\shell32.dll,23"

[HKEY_CLASSES_ROOT\Folder\shell\test_app\command]
@="D:\\サンプル場所\\test app (スペース有り)\\test_app.exe \"%1\""

項目追加後の、レジストリエディタの様子、下図:

すると、フォルダを右クリックした時のメニューには、下図のように「test appを開く」が追加されます。クリックすると、設定した「test_app.exe」が起動されます。

参考:
http://suyamasoft.blue.coocan.jp/Bat/CMD/ContextMenu/index.html