UbuntuにAnacondaをインストールしたときの手順と備忘録


PythonでJupyter Notebookを使う環境を整える目的で、UbuntuにAnacondaをインストールした際の手順を記載する。

環境

Ubuntu 19.10 (Eoan Ermine)

Anacondaのダウンロード

インターネットで「Anaconda」と検索すると、"https://www.anaconda.com/" がトップで表示される。

画面右上の「Download」をクリックする。

画面が表示されたら、画面下に移動する。
python ver3.7とver2.7が表示されるので、お好みのバージョンを選択する。(今回は、3.7を選択)


ダウンロード画面が表示されたら、適当な場所にファイルを保存する。


端末を開き、ファイルをダウンロードした場所に移動する。(今回は、「ダウンロード」)

cd ../ダウンロード

Anacondaのインストール

インストールコマンドを実行
※ダウンロードしたファイル名を「Ana*.sh」など省略すると、インストールに失敗するので注意が必要!!

bash ./Anaconda3-2020.02-Linux-x86_64.sh

Anacondaがインストール済で、バージョンを更新する場合は、「-u」オプションを付ける。

bash ./Anaconda3-2020.02-Linux-x86_64.sh -u

以下の画面になる。

画面の記載の通り、「ENTER」キーを押下する。

「ライセンス条項に同意するか?」と聞かれているので、「yes」と入力する。
location(=インストールする場所)を聞かれるが、とりあえずデフォルトで「Enter」を押下する。

すると、Package類の解凍をし始め、インストール作業が進んでいく。

上記画面になれば、インストール完了。

インストール場所に「anaconda3」フォルダが出来ていればOK。

Anacondaの環境設定

インストールしたAnacondaへのパスを通す為、bashrcを編集する

nano ~/.bashrc


実行したら、以下のような編集画面が表示される。

bashrcの下の方に以下の一文を追記し、ctrl + Oで保存した後、ctrl + x で編集を終了する。

export PATH=~/anaconda3/bin:$PATH

AnacondaのUpdate

インストールした直後ですが、anacondaのUpdateを実施する。

conda update -n base -c defaults conda


途中、何か聞かれるが、「yes」を選択する。

Jupyter Notebookの起動

以下のコマンドを入力し、Enterを押下する。

jupyter notebook


最初の起動は時間が掛かるが、じっと我慢する。暫くするとブラウザが起動し、ダウンロード直下のディレクトリが表示されれば成功となる。

※開発環境を整えるのは、やはり手間がかかる...。