【 指(体)で体感、Julia ! 】 Juliaは数学に近い書式で、ギリシア文字を含む数式をコードに書いていける
Juliaは、ギリシャ文字を含めて、数学の記法に近い書式でのコード記述が可能であることを体で体感してみた。
( 参考 )
・ 物理で使う数値計算⼊⾨:Julia⾔語による簡単数値計算
Juliaのコード記法が、数学のそれと近い点
- 「xを2倍した値」をコードに記述するとき、'2*x'と書かずに、'2x'と書くことができる。(乗算記号を省略できる。つまり、数学と同じ記法)
- ギリシア文字をそのままの姿で記載できる。
- 配列の番地は、0番地始まりでなく、1番地始まり。(R言語や1MATLABと同じ。統計解析処理や科学技術計算に特化した言語の共通点)
さらに、今回は実演しませんでしたが、bashのパイプライン処理のように、'処理A |> 処理B' と続けたり、「f○g」の書式で、関数合成を表現できます。
・ @yurluciaさん 2020年11月15日に更新 「Julia便利記法・機能備忘録(関数編) 」
なお、Pythonで、パイプライン演算子ライクな自作演算子を定義する試みも見つけました。Juliaでは、標準仕様で、パイプライン演算子を使えます。
・ @ukyo-suさん 2019年08月19日に更新 「Pythonにパイプライン演算子(のようなもの)+α」
julia> α = 2.54
2.54
julia> β = log10(1000)
3.0
julia> ζ = 2sin(5π+23) + log10(3200)
5.197590786670251
# 関数fは、右辺でxを使っていなかったw
# (これじゃxの入力値にかかわらず、常に同じ値を返す定数(恒等式)だ!)
julia> f(x) = cos(3π+2) + 3α + 7β + ζ
f (generic function with 1 method)
julia> f(198)
34.233737623217394
julia> f(log10(3455))
34.233737623217394
# 関数gは、右辺でxを使っていなかったw
# (これじゃxの入力値にかかわらず、常に同じ値を返す定数(恒等式)だ!)
julia> g = x -> log10(654) + log2(5328) + tan(α+β)
#1 (generic function with 1 method)
julia> g(431)
14.276008523031766
julia> g(218)
14.276008523031766
julia> κ
ERROR: UndefVarError: κ not defined
julia> ϵ
ERROR: UndefVarError: ϵ not defined
julia>
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