Nginxの名前の由来と設定ファイルの書き方、locationの書き方
はじめに
はじめまして、youtuber系エンジニアのやっすんです!
今回、以下の内容について説明します。
- Nginxとは
- 設定ファイルの基礎
- locationの書き方
同内容はYoutubeでも説明しているので、ぜひチェックしてみてください!
【YouTube動画】NGINXの設定ファイルの基礎、locationの書き方
Nginxとは
Nginxはエンジンエックスと発音します。
名前の由来は、何らかのエンジンであるという意味
Ngin (engine)をエンジンと読むアイデア
さらに、UNIXみたいにトレンドさをつけるため、最後にxをつけて、Nginxとしたそうです。
[参考]
[1] https://www.nginx.com/company/the-nginx-name
[2] https://thinkit.co.jp/story/2014/06/18/5060
設定ファイルの基礎
Nginxでは、ディレクティブという要素で設定を書いていきます。
ディレクティブには「;」 (セミコロン) と「{...}」 (波括弧, ブロック) を使うことができます。
特に、波括弧で囲ったディレクティブはコンテキストと呼びます。
外観は外側から、main, http, server, locationのように階層構造になっています。
Nginxでは、includeで別ファイルの設定を読み込むこともできるので、実際に設定を触るときはserver以下を触ることが多いです。
# mainコンテキスト
# worker数や実行ユーザーを記述する
worker_processes 1;
# コネクション数の制限などを設定できる
events {
worker_connections 1024;
}
# Webサーバー全体の設定
# アクセスログの形式、保存場所も指定できる
http {
include mime.types;
default_type application/octet-stream;
sendfile on;
keepalive_timeout 65;
#log_format main '$remote_addr - $remote_user [$time_local] "$request" '
# '$status $body_bytes_sent "$http_referer" '
# '"$http_user_agent" "$http_x_forwarded_for"';
#access_log logs/access.log main
# バーチャルサーバーの設定
# ホスト名、IPアドレス、ポートによって何を配信するかを設定できる
server {
listen 80;
server_name localhost;
# 1つのバーチャルサーバー内でのパス毎の設定
location / {
root html;
index index.html index.htm;
}
error_page 500 502 503 504 /50x.html;
location = /50x.html {
root html;
}
}
}
[参考]
[1] https://github.com/nginx/nginx/blob/master/conf/nginx.conf
[2] 『Nginx実践入門』 久保達彦, 道井俊介 著
locationの書き方
serverコンテキスト内で記述するlocationコンテキストには、5つの書き方が存在します。
また、識別子が同じ場合は、最長一致で判断されます。
識別子 | 意味 | 例 |
---|---|---|
= | 完全一致 | location = test |
~ | 正規表現 (case-sensitive) | location ~ test |
~* | 正規表現 (case-insensitive) | location ~* test |
なし | 前方一致 | location test |
^~ | 前方一致 | location ^~ test |
まとめ
今回はNginxの名前の由来に触れ、設定ファイルの構成やlocationを紹介しました。
locationの書き方は間違えやすいので、別動画・別記事で再度詳しく説明します!
何か間違いや指摘がありましたら、コメントよろしくお願いします。
Author And Source
この問題について(Nginxの名前の由来と設定ファイルの書き方、locationの書き方), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/yassun-youtube/items/520956830b2512e2eb5b著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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