Quoridornを ローカル環境で テスト用に動かしてみた


仮想環境設定メモ

概要

Quoridornのインストール手順がreadmeに書かれたのでインストールしてみる。

結果ソース(画面)
結果ソース(DB)

環境

  • Windows 10 Home
  • Vagrant 2.2.6
  • virtualbox 6.0.14
  • Ubuntu 18.04 LTS (Bionic Beaver)
  • Docker version 19.03.2, build 6a30dfc
  • docker-compose version 1.24.1, build 4667896b

手順

1. chocolatey のインストール

1-1. PowerShell を開く

Windows のコンソールである Power Shell を管理者権限で開く。
スタートボタンの上にマウスを合わせて右クリックでスタートコマンドが開くので、「Windows PowerShell(管理者)(A)」を選択。
もしくは、[win]+[x]キー,[a]をキーボードで入力。

すると、「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」とメッセージがでるので「はい」を選択。
以下のようなコンソールが表示され、入力できるようになる。


1-2. インストール

コンソールに以下のコマンドを入力して[Enter]

Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process -Force; iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))

2. git virtualbox vagrant のインストール

2-1. git virtualbox vagrant のインストール

コンソールに以下のコマンドを入力して[Enter]

cinst -y git virtualbox vagrant

ダウンロードしてインストールしている旨の英語が流れていく。
止まっていたら、時々[Enter]キーを押してやるとよい。
終わったら windows を再起動する。

2-2. vagrant のプラグインのインストール

vagrant plugin install vagrant-vbguest

3. git clone

好きなフォルダ内で右クリックしてgitbashのコンソールを出す。

以下のコマンドを入力してDB側のサーバを起動。

git clone [email protected]:hibohiboo/quoridorn-server.git
cd quoridorn-server
vagrant up

以下のコマンドを入力して画面側のサーバを起動。

git clone [email protected]:hibohiboo/quoridorn-mark2.git
cd quoridorn-mark2
vagrant up

4. vagrant up

clone したフォルダで、右クリックをして gitbash のコンソールを開く。
そこに以下のコマンドを入力。

vagrant up

2 回、「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」とメッセージがでるので、2 回とも「はい」を選択。
ここから、仮想環境の構築がはじまるのでコーヒーでも淹れて待つ。

失敗した場合、以下のコマンドを何度か繰り返して、failed=0 になるまで待つ。

vagrant provision


確認

https://192.168.74.60/quoridorn2/ にアクセスして確認する。
検証ツールのネットワークで、今回設定したサーバとアクセスしていることを確認。

うまくいかない場合

dockerを手動で動かすとうまくいく場合がある。

vagrant ssh
cd /vagrant/virtual-environment/provision/bash
./docker_up.sh

詳細

インストールしたツールについて

  • chocolatey ... windows のパッケージ管理システム
  • git ... バージョン管理システム
  • virtualbox ... 仮想環境作成システム
  • vagrant ... 仮想環境の設定を簡単にしてくれるツール

Vagrantfile について

  • ssh developコマンドで仮想環境のサーバ上にログインできる。
  • 仮想環境上では/vagrant ディレクトリが、Vagrantfile の置かれているフォルダとなる。つまり、/vagrant/Vagrantfile のようになっている。

docker について

以下は LaraDock の dokcer 設定を持ってきている。

  • mongo
  • mongo-webui
  • nginx

設定について

.env

### MONGOWEBUI ###############################################
MONGO_WEBUI_PORT=3000
MONGO_WEBUI_ROOT_URL=http://192.168.74.60
MONGO_WEBUI_MONGO_URL=mongodb://mongo:27017/quoridorn
MONGO_WEBUI_INSTALL_MONGO=false

MONGO_WEBUI_MONGO_URL が mongodb://mongo:27017/ だとエラーとなる。

参考

chocolatey instration
laradock
Laradock の Nginx を SSL 化する
Alpine Linux に node-gyp のビルドが必要な npm モジュールを入れる
Nginxを用いたWebSocketサーバのReverseProxy構成及びSSL/TLS接続
[Vagrant] vagrant up 時に常に実行される provison を設定する
Vue CLI 3入門 06: CLIサービス
websocketを使う際の意外な落とし穴
ERROR: An HTTP request took too long to complete. Retry with --verbose to obtain debug information.(Docker + Rails )