Macに好きなバージョンのGradleをインストールする


理由

最新版じゃないGradleをインストールする必要が生じたが便利なbrewさんは最新版しか対応していないため

ゴール

gradle 4.10.1をMacにインストールしてパスを通す(パスを通すまでが重要)

環境

  • macOS Catalina 10.15.7

やったこと

1. gradleのダウンロード

公式サイトのReleasesからお好みのバージョンのコンプリート版をダウンロードします.

2. ダウンロードしたzipを解凍

まず解凍先を決めます.私はホーム直下のSDK/gradleというフォルダにしました.
ダウンロードしてきたzipファイルがあるフォルダに入って以下のコマンドを叩きます.

terminal
$ unzip -d /Users/(ユーザ名)/SDK/gradle gradle-4.10.1-all.zip

要するにこういうこと,
$ unzip -d 解凍先の絶対パス 解凍したいzipファイル名

これで解凍ができました.

3. パスを通す

ターミナル上でexportを唱えてもいいのですがシャットダウンするとおまじないが解けてしまうのでしっかりファイルに書き残すことにします.

.zshrcを開く

最近のMacでは環境変数の設定は.zshrcというファイルにまとめられています.場所はホームディレクトリ直下.
もしすでにこのファイルがあれば開きます.なければ作りましょう.

terminal
$ find ~/.zshrc
$ touch ~/.zshrc (←ないと言われたらこれを打つ)
$ open ~/.zshrc (テキストエディタが立ち上がる)

テキストエディタで開いた.zshrcに以下のように記入します.

.zshrc
export PATH=/(さっき解凍した場所までの絶対パス)/gradle-4.10.1/bin:$PATH

入力できたら保存して閉じてしまってOKです.

入力したPATHを反映させる

これ地味にかなり大事です!!!
今し方入力した内容を反映させてあげないといけません.

terminal
$ source ~/.zshrc

確認

terminal
$ gradle -v
Welcome to Gradle 4.10.1!

こんな風に歓迎されたら成功です!

参考