開発で役立つAtomの「Teletype for Atom」パッケージ 【リモートワークにオススメ!】


Teletypeとは

遠隔でのチーム開発が可能

遠隔で同時にコーディングができるのが特徴

 Teletype for Atomは、Googleのドキュメントやスプレットシートのように、複数のユーザでインターネットを返して同時に編集ができる機能です。
 Teletype for Atomは、Atomの拡張機能でパッケージとして無料配布されています。また、開発しているのは、Atomエディタの開発元であるGitHubでAtomとして公開しています。
 Teletype for Atomを使用すれば、企業であればビデオ通話しながら同時に編集や、不明点の確認をしながらの編集が可能です。学生であれば、友人と同時にプログラムの編集が可能です。
 この機能を使用する際に、GitHubのアカウントを使用します。

基本情報

公式サイト:https://teletype.atom.io/
開発元:GitHub
パッケージ公開元:Atom

Peer-to-Peer(P2P)でGitHubのサーバに情報が保存されない

GitHubのサーバを仲介しないから安心して使える

Teletype for AtomはPeer-to-Peer(P2P)プロトコルで通信をして、同時編集を可能にしているため、GitHubのサーバを仲介しません。
そのため、GitHubのサーバに開発中のプログラムのコードが保存される心配はありません。

Peer-to-Peer(P2P)とは

 P2Pモデルとは、P2P、ピア・ツー・ピア(Peer to Peer)のことで、ピアとは利用者、ユーザを指します。利用者同士が直接通信し合うネットワークモデルです。サーバを仲介せづに接続を確立し、通信を行います。

導入してみよう

手順

今回は、Atomがインストールされている前提とします。
インストールが完了していない方は、https://atom.io/からダウンロードし、インストールを完了させてください。

Atomエディタを使用して「Teletype for Atom」パッケージをインストール

1、Setting(環境設定) > Install(インストール)を開きます。
2、Search packagesで「Teletype」を検索します。
3、Install(インストール)をクリックし、パッケージをインストールします。

コマンドを使用して「Teletype for Atom」をインストール

apmコマンド
 $apm install teletype

使い方

1、アイコンをクリック

電波塔のアイコンをクリックします。

2、URLを取得する

「share」をオンにすると、上部にURLが表示されます。
URLをコピーし、相手に送信します。

3、URLを受け取ったら接続する

 リンクを受け取った側は、「Enter a portal URL...」と書かれた入力フォームにURLを貼り付けます。

貼り付けが完了したら、「Join」をクリックして接続しましょう。
接続に成功すると、相手のカーソルが表示されます。