Google Colabを用いてGoogle Drive内のフォルダを削除する


はじめに

Google colabでスクリプトを作る際には、Google Driveと連携させるのが便利です。
スクリプトにより生成されたファイルはGoogle Driveに保存されていきます。

連携において不便に感じるのは、ColabからDrive内のフォルダを削除しようとするとエラーが出ることです。
中身が空のフォルダは消せますが、中のファイルを1個1個消すのも面倒です。

Google Drive内のフォルダを削除するスクリプト

フォルダごと削除したいとき

shutil.rmtreeを使うと、指定したフォルダごと削除できます。
削除されたフォルダはGoogle Driveのごみ箱に入ります。

import shutil

directory = 'ここにパスをコピペ'

try:
    shutil.rmtree(directory)
except FileNotFoundError:
    pass

フォルダを残して中身だけ削除したいとき

中身ごと一度消してしまって、フォルダを作り直すと楽です。

import shutil

directory = 'ここにパスをコピペ'

try:
    shutil.rmtree(directory)
except FileNotFoundError:
    pass

#同名のフォルダを作成する
os.mkdir(directory)

下位のフォルダは残して、中のファイルのみ削除したいとき

glob.globを用いる方法もあります。

import os

directory = 'ここにパスをコピペ'
files = os.listdir(directory)
print(directory)
print(files)

for i in files:
    try:
        os.remove(directory+'/'+i)
    except IsADirectoryError:
        pass

おわりに

Colabのスクリプトの後ろにコピペしておくと、ちょくちょく掃除ができるので便利です。
では、快適なColab Lifeを!!