Ubuntu18.04でFlutterの開発環境セットアップ


はじめに

先日、OSを再インストールしてFlutterの開発環境がなくなったのでセットアップし直すことになりました。
せっかくなので、やったことを書いておこうと思います。
(基本、公式の指示に従うだけです、すいません。。)

FlutterSDKのインストール

まずは、FlutterSDKをインストールしましょう。
System requirementsってことで「こんなのいりますよ、ディスクこんなけいりますよ」って書いてあります。

はいはいって感じで、次に進みます。

FlutterSDKのtarファイルをダウンロードして、展開してくださいってありますね。
展開する場所なんかは自由でいいでしょう。あるいはgithubから引っ張ってきてもいいようです。
自分はhome直下に展開しました。

tarの展開
cd
tar xf ~/Downloads/flutter_linux_v1.12.13+hotfix.9-stable.tar.xz

FlutterのPATHを通す


flutterをコマンドとしてつかうためにpathを通します。永久的にpathを通すならUpdate your pathを見ろとのことで、見にいくと、

home直下の.bashrcに記述が必要そうです。
[PATH_TO_FLUTTER_GIT_DIRECTORY]は今回はhome直下なので$HOMEとします。
それを書いたら、source ~/.bashrcで更新してwhich flutterで確認できるようですね。

.bashrcに追加
# flutter
export PATH="$PATH:$HOME/flutter/bin"
pathを反映
source ~/.bashrc
which flutter #flutterのpathが出力される

flutter doctor


必要に応じてバイナリをダウンロードすることがあるので、先にしとこうみたいなノリです。
オプションなので無視しました。

flutter doctorコマンドで環境の依存関係とかチェックしてくれるみたいです。
とりあえず実行してみます。

いろいろ言われてますね。
1つめはAndriodSDKがない、2つめはAndriodStudioがない、最後はデバッグ用のデバイスがPCに繋がってないとのことです。

Android Studioのインストール

とにかく、太字で言われてるAndroid Studioをインストールしましょう。インストールについてはflutter公式のAndroid Setupにも書いてあります。

Andriod Studioにいってdownloadします(執筆時点でバージョンは3.6.2)


同意します。
flutterSDk同様、tarファイルがダウンロードされるので、homeに展開します。
そのあと、android-studioを起動します。

android-studioのインストール
cd
tar xf ~/Downloads/android-studio-ide-192.6308749-linux.tar.gz
cd android-studio/bin
./studio.sh

するとsetup-wizardがでてきます。

nextでstandardセットアップ

テーマを決めて

SDKのインストール先はデフォルトにしました

設定を確認したら、

インストールを開始します。

最後の画面で言われているのはエミュレータでアプリを起動するのにKVMってのがいるよ〜てアナウンスです。もし、android端末がない人はエミュレータで起動すると思うのでKVMのインストールが必要になると思います。
また、

ここで言われているように、android-studioが3.6以上ならちょっと古いSDKToolsも必要みたいですね。画面の指示に従いapplyします。

ライセンスに同意してダウンロードが開始されます。

これでandroid-studioがインストールされました。
おまけで、デスクトップアプリケーションのようにandroid-studioを起動したい場合は、スタート画面のconfigureからcreate Desktop Entryで設定します。

Editor Setup

android-studioにflutterのプラグインとdartのプラグインを追加する必要があります。

もっかい、flutter doctor

ここまできたら、あとはTest Driveだけです。ガイドを参考にやってみてください。
最後に、もう一度flutter doctorをしてみます。

なんかライセンスに同意してないようですね。
言われたように、flutter doctor --android-licensesを実行。
4つぐらい、ライセンスにacceptするか聞かれます。英語をよく読んで、わからなかったら全肯定しましょう。

最終的にはこんな感じになりました。(最後のはandroid端末をつなげてないので怒られてます。)

以上でセットアップは終わりです。お疲れ様でした。