VMware vCenter Server on IBM Cloud のオーダーからデプロイまで


VMware vCenter Server on IBM Cloud とは

以下の真ん中に位置する、NSX込みの高可用性クラスタを自動構築して払い出してくれるソリューションになります。

オーダー準備

IBM Cloud のカタログから、VMwareを選択します。

"Settings" から Infrastructure サービスの API username / API key を設定します。

この設定により、VMware のインフラは Infrastructure サービスアカウントに連携・デプロイされ、請求も Infrastructure サービスの項目に含まれてきます。

オーダー画面

VCS をオーダーしてみます。

オーダー準備で指定した API 設定が確認されます。
最初のデプロイは、Primary を選択します。
Secondary は Primary インスタンスが存在するときに、連携して立ち上がるように注文できます。

ここでは、サーバーとストレージのスペックを指定していきます。
NSX の本番構成には、最低限 3 台の物理ホストが推奨されますが、検証用に 2 台から注文できるようになっています。


VMware のライセンスは、BYOL もしくは月額サブスクリプションで購入することも可能です。
NSX のライセンスエディションは、Base, Advanced, Enterprise から選択可能です。

続いて、様々なソリューションをアドオンとして選択できますが、何も選択せずに進めてみます。

最後に確認が出て、Create を押すと注文完了になります。

VMware コンソール画面

オーダーし終わると、Deployed Instances から情報の確認ができます。

以下のようになっています。
(Zerto をアドオンとして、購入した場合の情報になっています。)




また、こちらの画面からはクラスタ内のホストを追加・削除ができるようになっています。

vCenter ログイン

vCenter へアクセスに、PSC へのリダイレクトが発生するため、
以下の指示通り、IBM Cloud に VPN 接続し、PSC の IPアドレス/FQDN を hosts ファイルに追記した上で、接続が可能になります。

Mac だと以下のコマンドを打ちます。

sudo sh -c 'echo "psc-ip-address psc-tok02.tok02.ibm.local" >> /private/etc/hosts'

準備ができたら vCenter Console をクリックします。
アクセスできました。
NSX もちゃんとインストールされてますね。