Kubernetes on Bluemix のk8sバージョンアップメモ


概要

Kubernetes on Bluemixのクラスタを触っているタイミングで、Kubernetes APIのバージョンアップが利用可能という表記を横目で見つつも、テストの方が先で先延ばしにしてたバージョンアップをしてみました。

今後もkubernetesはどんどん進化しているので、今後も期待です。

※2017/10/28 なんかおかしいなーと思ってみてたら、worker nodeはアップデートされていませんでした。GUIでできるのはkubernetes APIのみで(ここではMasterAPIと呼びます)worker nodeは更新されません。CLIでの手順が必要なので追記です。

Master API バージョンアップ手順

バージョンアップ対象となったクラスタにはダッシュボードで表示されます。

1. バージョンアップの確認

更新ボタンをクリックする

2. 更新の確認

デプロイメント用YAMLの更新が必要な旨表示される。
kubernetsのバージョンアップにともなって記述が変わるため、今までのものは使えなくなる場合があるよ。というお話。

3. 更新中

4. 更新完了

きちんと計測してないですが、コーヒー入れてちょっとSNS覗くくらいの時間でデプロイ終わりました。(2~30分?)

CLIでのバージョンアップ確認

cliでの確認方法は以下のとおりです。が、pluginのバージョンが低くて最初表示されませんでした。

bx cs cluster-get {クラスタ名}

バージョンが表示されたパターン

バージョンが表示されないパターン

※プラグインアップデートするように表示が出ていますね。

Worker nodeのバージョンアップ手順

1. バージョン確認

ここで表示される「ID」部分をメモする。

bx cs workers {クラスタ名}

2. バージョンアップ

以下コマンドを入力しバージョンアップを行う。

bx cs worker-update {クラスタ名} {ワーカーノード名(ID)}

3. バージョン確認

ここで表示される「ID」部分をメモする。

bx cs workers {クラスタ名}

メモ)bxコマンド container-serviceプラグインのアップデート

プラグインのアップデートを行います。
書くほどではないですが、、やったことメモということで。

bx plugin update container-service -r Bluemix

最後に

やってみたよメモなので、内容が無いのですが、
1. kubernetesのバージョンアップ時にデプロイメントYAMLなどまわりが変わること
2. pluginのアップデートは恩恵を受けるものが多いことから見つけたらアップデートする
3. master側だけでなく、workerノードもちゃんとバージョンを確認すること(追記)
というところでしょうか。