RockPi S セットアップした


RockPi Sとは?

販売ページによると

  • Rockchip RK3308というArm系64ビット4コアなSoC
  • RAMは256/512MBを選択可
  • USBはType-C1つとType-A1つ
  • Ethernet(RJ45)
  • wifi/bluetooth搭載選択可(技適なくても使える)
  • PoEHAT対応
  • オンボードストレージ(1~8GB)
  • MicroSD
  • GPIO26ピン
  • サイズは1.7x1.7inch(38.1x38.1mm)
  • 価格は一番安いモデルで$9.9

同じようなコンセプトのNanoPiNEO2と比べるとSoCの中身がCortex-A53からA35になったことで同等の処理能力で省電力か出来ているようだ.参考
また,Type-Cに対応してるのでMicro-Bともおさらばできる.

外観





高さ

セットアップ

公式Installationを参考にMicroSDにDebianを入れていく.
1. Etcherという書き込みツールをインストール.
2. ここから任意のOSイメージをダウンロード.
3. Etcherを使って任意のMicroSDにOSを焼く.
4. ここを参考にシリアル通信orSSHの準備をする.自分はUbuntu+SSHでやったのでここを参考にした.
5. MicroSDをセットし,電源を投入.

以上でSSH接続ができることは確認しました.

追記

現在,公式推奨GPIO制御用ライブラリ「libmraa」が公式aptリポジトリからインストール出来ないのでecho使って簡易的にやるか,自分でビルドしてGPIOの設定をしてやる必要がありそうです.

追記2

i2cとSPIの設定をライブラリ使わずにやってみたのでまとめ

$sudo mount /dev/mmcblk0p4 /mnt/
$sudo vim /mnt/hw_intfc.conf

ここでi2cなりspiなり書いてあるところをon/offで書き換えて再起動すれば/sys/classの各インターフェースのディレクトリの中に追加されているはず

追記3

libmraaがaptでインストールできるようになったみたいです
ソース