Xubuntuで何もないところからPHPとComposerとLaravelを入れてとりあえず動くところまで


自分用メモ。

とりあえず環境を入れて「Laravelが動いたー」ってなるだけのやつです。
実際に開発する際にはもうちょっといろいろ考慮が必要かと思います。(この手順では例えばDBすら入れてませんし)

PHP

aptを使って入れます。

リポジトリの登録

$ sudo apt-add-repository ppa:ondrej/php

アップデート

リポジトリを追加した後のアップデート。忘れがちなので気をつけます。

$ sudo apt update

インストール

Laravelが必要とする拡張モジュールも予め入れておきます。
(前述の通り、これはインストールに最低限必要なものだけです)

$ sudo apt install php7.3 php7.3-mbstring php7.3-xml php7.3-zip

Composer

公式の https://getcomposer.org/download/ および https://getcomposer.org/doc/00-intro.md#globally を参照すれば簡単ですが、もうちょっと楽をします。

インストール

上記の公式サイトではインストーラをダウンロードして実行するという流れですが、curlで読み込んだものを直接phpで実行してしまいます。
実行すると、カレントディレクトリにcomposer.pharが作られるので、それを適切なところ(https://getcomposer.org/doc/00-intro.md#globally に記載があるように、/usr/local/bin/composerが推奨)に移動させます。
ちなみに、「何もないところから」だとcurlがインストールされていないと思われるので、それは先に入れておきましょう。

# curlをまだ入れていなければ
$ sudo apt install curl
$ curl https://getcomposer.org/installer | php
$ sudo mv ./composer.phar /usr/local/bin/composer

Laravel

LaravelはComposerを使ってインストールします。
公式ドキュメント https://laravel.com/docs/6.x の通りやればできます。(それはそう

インストール

$ composer global require "laravel/installer"

これで、$HOME/.config/composer/vendor/binにインストールされます。そこにパスを通すなり、インストーラのリンクをパスが通っているところに作るなりするといいでしょう。

ブロジェクト作成

laravel newで新しいプロジェクトの入れ物を作り、composer create-projectで中身を整えます。
実行したときのログを見ればわかりますが、.envの作成や必要なモジュールのインストール、php artisan key:generateの実行などをcomposerがやってくれます。

$ laravel new <project_name>
$ cd <project_name>
$ composer create-project --prefer-dist laravel/laravel <project_name>

起動

php artisan serve

これでLaravel development server started: <http://127.0.0.1:8000>というメッセージが出ると思いますので、http://127.0.0.1:8000 にアクセスしましょう。

こんなかんじで表示されれば成功です!!