MacBook Air から Raspberry pi へリモートアクセス


はじめに

Raspberry pi にディスプレイをつけて操作していたが、MacBook Airでリモートアクセスすることで、MacBook Air 内でどちらも操作できるようにすれば 相互コピペ や 画面切り替え ができるので、効率良く色々できるんじゃないかと今更ながらに気づいてしまった。。。
と言うことで、今までのことは水に流し、リモートアクセスの環境を作りました。

以下に、備忘録を残しておきます。

構成

MacBook Air:VNCクライアント
Raspberry pi 3 (OS:Raspbian 9):VNCサーバー

手順

VNC で接続する

Raspberry pi の設定

VNC の有効化

左上の アイコン → 設定 → Raspberry Pi の設定 を選択すると、画面が起動。
インターフェースタブを選択し、 VNC を有効にし、OKボタンを押す

HDMI 接続設定の変更

左上の アイコン → 設定 → Raspberry Pi の設定 を選択すると、画面が起動。
システムタブを選択し、解像度を設定 ボタンを押し、適当な解像度(※)を選択する

(※)デフォルトは VGA なので、表示ディスプレイ相当の解像度にすることはオススメ

ローカルIPアドレスの取得

以下のコマンドを入力することで、取得可能。

terminal
$ sudo ifconfig

例として、以下な出力となる。
wlan0 の inet がローカルIPアドレス(ここでは、192.168.11.11) である

MacBook Air から接続

VNC Viewer へアクセス、
「Download VNC Viewer」ボタンを押して、インストールファイルを取得する。
右下のダウンロードフォルダを選択し、フォルダを開き、 VNC-Viewer-xxxx.dmg をダブルクリックすることで、インストール開始する。

最後に、以下の画面が出るので  VNC をドラッグして、 Application でドロップする。

左下にある LauncherPad から VNC Viewer を起動し、
VNC serverの項目に、
raspberry piのローカルIPアドレス
を入力し、OKボタンを押す。

すると、raspberry pi のユーザー名とパスワードの入力画面が出るので、
入力すると接続できる。

Raspberry pi の日本語入力

おまじない。。。Raspbian のシステム更新。

terminal
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade

ネット上で、よく記事に出ていた fcitx-mozc を日本語入力のシステムとして採用。

terminal
$ sudo apt-get fcitx-mozc

インストール後、再起動する

terminal
$ reboot

再起動後、文字入力画面で、 Ctrl + スペース で日本語入力切り替えできるようになる。

VNC 経由の コピペ のやり方

自分の忘れたとき用のメモとして。。。VNC間でコピペは以下の通り使えます。

MacBook Air:

  • コピー:command + C
  • 貼り付け:command + V

Raspberry pi

  • コピー:Ctrl + shift + C
  • 貼り付け:Ctrl + shift + V

参考URL