UiPath英語のワークフローを一瞬で日本語版に自動変換


はじめに

みなさん、こんにちわ!

この記事では、英語のワークフローを日本語版に変換する方法を紹介したいと思います。
この機能は、既にUiPathのマーケットプレースに公開してあるので、よろしければご利用ください。
変換するワークフローファイルが1つだと一瞬で変換されます。
プロジェクトまるごと変換する機能も提供していますが、ファイル数が多くなると変換に時間を要します。
ReFrameworkぐらいの規模だと、2~3分ぐらいなので、カップラーメンができるより早いかな。

実行するとアクティビティ表示名、注釈、コメントアクティビティの説明文が翻訳変換されます。

用途

用途としては非ネイティブ言語(例えば英語)のワークフローを理解する時に、自国語(例えば日本語)に翻訳したワークフローを出力して利用できます。また、自国語のワークフローを他国語に変換して海外に提供したい時にも活用できます。
翻訳する言語指定は自由です。
ただ、機械翻訳なので、おかしな文章があったら修正した方が良いかも知れません・・・

ダウンロード方法

ダウンロードは、UiPathマーケットプレイスから行います。
下記のページで使用方法の解説、マニュアルも入手可能です。

Workflow Translatorのダウンロードページ

簡単に仕組みを解説

ワークフローのXAMLファイルを直接編集し、実現しています。
プログラムは正規表現を使用し、翻訳する文字列を抽出し、翻訳APIで翻訳してから置き換えてます。
翻訳APIは、以前投稿したUiPathで無料のGoogle翻訳機能を作る方法を見て頂ければイメージできると思います。

注釈の文字列を抽出する正規表現
Annotation.AnnotationText="(.*?)"
表示名の文字列を抽出する正規表現
DisplayName="(.*?)"
コメントアクティビティの文字列を抽出する正規表現
WorkflowViewState.IdRef="Comment_[0-9]+" Text="(.*?)"

おわりに

私は、UiPathのマーケットプレースで公開されているワークフローがほとんど英語だったので、この方法を使用し理解を深めました。
英語が苦手な方は、利用するのもありだと思います!