2020/04現在 僕が思う最適なmac + python + tensorflow 環境構築


環境

macOS Catalina
python 3.7.5
pyenv 1.2.18
tensorflow 2.1.0

※本記事は、macにpython3とtensorflowを入れるだけの記事です。
editorを使った環境構築の話などは一切含まないのでご了承ください

python環境 全然上手くいかない

もう嫌というほど、作っては壊しを繰り返しました。
そこで得た知見をシェアさせていただきます。

まずリセットしましょう

とにかくGitから取ってくる方法やダウンロードで展開する方法、brewなど色々な方法がインターネットに転がっていますから混乱します。
とりあえず落ち着いて酒飲もや。ではなく、uninstallしましょう。

僕は、こちらの記事が参考になりました。
https://kandai.hatenadiary.jp/entry/2018/07/16/105940

すべてリセットしたら、以下の考えで構築します。
- 面倒くさいですが、環境ごとに pip install ●● する
- 要らなくなったら壊しやすい
- tensorflowを入れれること ← 僕のゴールでした。

以下、3Stepで終わらせましょう。

Step1: pyenvをインストール ~ python3.7.5をインストール

大事なところです。
なぜpython3.7.5 か?
僕はこの記事に出会うまでずっとpython3.8.0を使用していました。
https://github.com/tensorflow/tensorflow/issues/37205

tensorflowはpython3.7までしか対応していない とのことです。
それを踏まえてinstallしていきましょう。

% brew install pyenv

% vi ~/.zshrc # 環境変数
# 以下を入力
export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"
export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"
if command -v pyenv 1>/dev/null 2>&1; then
  eval "$(pyenv init -)"
fi

% zsh -l # 環境変数を更新

% pyenv install 3.7.5 # python3をインストール
% pyenv global 3.7.5 # python3をグローバルに設定

% python --version
Python 3.7.5

Step2: projectディレクトリ作成〜仮想環境構築

仮想環境構築はpython同梱のvenvを使用します。
デメリットとして、いちいち pip install ●● をしないと空っぽということなんですが、
メリットとして要らなくなったら deactivate コマンドを叩いてディレクトリごとポイッでOKです。

% mkdir project # 作業ディレクトを作成

% python3.7 -m venv project # 作業ディレクトに仮想環境を構築

% cd project
% source ./bin/activate # 仮想環境開始

(project)% python --version
Python 3.7.5

(project)% deactivate # 仮想環境終了
%

Step3: Tensorflowをインストール

% source ./bin/activate # 仮想環境開始

(project)% pip install --upgrade pip 
(project)% pip install tensorflow

以上です。
参考になりましたら幸いです。