Azure DevOps の ビルドエージェント で .NET Core 3.1 をビルドする


最新情報

(2020/02/24 修正)
Azure DevOps の ビルドエージェント が .NET Core SDK 3.1 に対応しました!
下記、ビルドエージェントを利用することで、.NET Core SDK 3.1を利用できます。

[Windows Server]
https://github.com/actions/virtual-environments/blob/master/images/win/Windows2019-Readme.md

[Ubuntu]
https://github.com/actions/virtual-environments/blob/master/images/linux/Ubuntu1804-README.md

本記事の記載内容に関しては対応不要です。
お間違え無く!

概要

先日 (2019年12月) .NET Core 3.1 がリリースされました。
喜びの元、早速手持ちの.NET Coreプロジェクトを 3.0 から 3.1 にアップグレードしたところ、
Azure DevOps のビルドパイプラインにてエラーが発生しました。

エラー内容から Azure DevOps の ビルドエージェント が .NET Core SDK 3.1 に未対応で、
.NET Core SDK 3.0 までしかインストールされていないことが原因でした。
恐らく近日中には公式対応されると思いますが、打開策を探したところ Developer Community にヒントとなる情報がありました。


- task: UseDotNet@2
  displayName: 'Use .NET Core sdk 3.1.100'
  inputs:
    packageType: sdk
    version: 3.1.100
    installationPath: $(Agent.ToolsDirectory)/dotnet

ビルドパイプラインにdotnetコマンドタスクを追加し .NET Core SDK 3.1 をインストールするというものです。
手元のプロジェクトで試したところ、上手くパイプラインを実行することが出来ました。

過渡期の一時的な対応内容となるかと思いますが、参考情報として掲載します。