ASP.NET Core 3.1でAzure Active Directory B2Cを最速で使えるようにする


結論

Azure Active Directory B2Cを作成し、 appsettings.jsonに次のように書く。

{
  "AzureAdB2C": {
    "Instance": "https://login.microsoftonline.com/tfp",
    "ClientId": "12ab1845-7adb-4d66-a094-eca217a58f31",
    "CallbackPath": "/signin-oidc",
    "Domain": "aspdotnetcoretest0000.onmicrosoft.com",
    "SignUpSignInPolicyId": "B2C_1_SUSI",
    "ResetPasswordPolicyId": "B2C_1_RESET",
    "EditProfilePolicyId": ""
  },
  "Logging": {
    "LogLevel": {
      "Default": "Information",
      "Microsoft": "Warning",
      "Microsoft.Hosting.Lifetime": "Information"
    }
  },
  "AllowedHosts": "*"
}

設定内容と、appsettings.json との関係はこんな感じ。

注意点

ASP.NET Core 3.1のテンプレートを使用して、認証情報を設定してしまうと、当然Gitにもコミットされた状態でプロジェクトが作成されます。ここでは適当な値を入れておいて、.gitignoreしてから設定値を入れるのが無難だと思います。

終わりに

これだけの設定で認証できちゃうとか簡単!
本当にありがたい!

ちなみに、説明で使用したディレクトリは完全に抹消しましたけど、セキュリティとか問題があればコメントください。

ディレクトリの削除方法は、こちらが分かりやすいです。
- Azure AD で B2C のディレクトリを削除しようとすると、「削除することはできません」エラー

ここまでご覧いただきありがとうございます。