Online LaTeX Equation EditorをQiitaで使ってみる


Online LaTeX Equation Editor

Online LaTeX Equation Editor

注意!!:日本語は使えません。
Google Chromeでは,画像の位置がうまく表示されますが,Microsoft Edgeでは,表示される位置がよくありませんでした。
他のWebブラウザでは確認していません。

web上でLaTeXを使うことができるサービス。数式部分の画像を生成することができます。また,次のようにHTMLに画像部分のリンクを埋め込むことができます。

svgの画像例

比較 Qiita デフォルト(mathjax)

$\large F = ma$

svg以外にもpngなどを貼り付けることができます。

Qiitaに貼り付ける(HTMLタグ)

HTMLタグを直接記入することで,Qiitaにも数式部分を貼り付けることができます。最低限必要なものを述べていきます。

<img src="https://latex.codecogs.com/svg.latex?数式コマンド"/>

「数式コマンド」の部分に数式を書くことで,次のようになります。

その1

<img src="https://latex.codecogs.com/svg.latex?\large F=ma"/>

その2

<img src="https://latex.codecogs.com/svg.latex?\large \sum_{k=1}^n k^2 = \frac{1}{6}n(n+1)(2n+1)"/>

その3
文章中に挿入する場合

三ツ矢君は2Lあるサイダーの を一気に飲み干しました。

三ツ矢君は2Lあるサイダーの <img src="https://latex.codecogs.com/svg.latex?\large \frac{1}{2}"/> を一気に飲み干しました。

使えないコマンド
ベクトルを太字で表すために,\bmを多用することがあります。しかし,これは使えません。

使えない
地球の中心から動径方向のベクトルを
とする。

地球の中心から動径方向のベクトルを <img src="https://latex.codecogs.com/svg.latex?\large \bm r"/> とする。

使える
地球の中心から動径方向のベクトルを
とする。

地球の中心から動径方向のベクトルを <img src="https://latex.codecogs.com/svg.latex?\large \vec r"/> とする。

Qiitaに貼り付ける(Markdown)

その1

![alt](https://latex.codecogs.com/svg.latex?\\large \\sum_{k=1}^n k^2 = \\frac{1}{6}n(n+1)(2n+1))

その2

三ツ矢君は2Lあるサイダーの を一気に飲み干しました。

三ツ矢君は2Lあるサイダーの ![alt](https://latex.codecogs.com/svg.latex?\\large \\frac{1}{2}) を一気に飲み干しました。

HTMLタグとMarkdown記法を比較すると,ほぼ同じ使い方になるが,書き方の違いが2つある。

Markdown記法の場合,TeXコマンドのバックスラッシュ\を2回重ねる

Markdown記法の場合改行が許される

メリット・デメリット

メリット
ネットにつながってさえいれば,リアルタイムでコンパイルされる

数式部分の画像を,そのままコピーすることができる。
(私のMS Wordではうまくsvgを貼り付けることはできなかったが,libre office writterでは数式部分も一応貼り付けられた。)

注意:EvernoteのWebClipperを使うと,粗い画像になってしまう。

デメリット
HTMLのタグを書かなければならない

日本語が使えない

Qiita仕様では,タグの途中で改行できない。

タグを打ち込む作業が増え,TeXの気楽さが消える。